大室小だより

2016年10月の記事一覧

学習発表会

 10月28日(金)、学習発表会が行われました。開会式では、校長先生から、

目立たない存在だが、「大切な役割をしている刺身のつま」昆虫界のスーパーマン「様々な能力を秘めたオケラ」「味方を助けた送りバント」日本ハムの市川選手の話がありました。そして、学習発表会では、一人一人が、刺身のつまやオケラのように、大切な役割や能力をもっていること、その能力を発揮し、自分の役割を頑張ることの大切さを子どもたちに語りかけました。この日は、全校生の目が輝き、それぞれの学年の特性を生かした、すばらしい発表会になりました。

《開会式》

     

    

 

          

【発表】

《吹奏楽部 「8つのロシア民謡より」「笑点のテーマ」他

 美しく心地よいメロディーのロシア民謡、みんなが知っている楽しい「笑点」のテーマ、

楽器の紹介など、限られた時間の中、多彩な演奏を披露してくれました。最後は、吹奏楽部

の伴奏で「風になりたい」を全校生が歌いました。その元気いっぱいの歌声が、体育館に響

き渡り、学習発表会のスタートを盛り上げました。

    

    

   

《4年 みんなで生きる》

 「点字」「手話」「パラリンピック」「車いす」など、総合的な学習の時間を中心に

学習した成果を発表しました。障害をもつ人を理解し、みんなでなかよく生きることの

大切さやすばらしさを、みんなで考えた演技や資料で会場の皆さんに訴えました。

    

     

   

《3年 いいこと いっぱい フェスティバル2016》

 はじめに「なるほどじいさん」の群読、元気な声が会場を盛り上げました。

そして3年生になって学習したこと、「書写」「リコーダー」「なわとび」「地図記号」を

4つのグループに分かれ、一人一人が自分の「いいとこ」を楽しく発表しました。最後は、

「世界に一つだけの花」。3年生の元気な歌声が会場いっぱいあふれました。

    

    

   

《1年生 くじらぐも》

 国語で学習した「くじらぐも」の音読に57人で取り組みました。子ども役と

くじらぐも役、2つのグループに分かれ、役割を分担。本番では、練習の成果を

生かし、役になりきって音読することができました。会場には、みんなで作った

「くじらぐも」が練り歩き、大盛り上がり。くじらぐもと空の旅を楽しんだ

1年生でした。 

     

    

   

《5年 GO!GO! 5年生》

 5年生は、テレビ番組を制作し発表しました。一人一人がアイデアを出し合い、準備し

練習してきました。困ったときには、お互いに話し合ったり励まし合ったり・・・。

問題を解決しながら取り組んでいる5年生、また一つ大きな成長が見られました。

    

    

   

《2年生 お手紙 ~友だちは いいもんだ》

 かえるくんとがまくん、かたつむりくんの3人が登場人物。3人がお互いを思いやる

友情物語です。毎日がんばった練習の成果を十分に発揮することができました。元気

いっぱいの音読と歌をみんなに見てもらい、大満足の2年生でした。

      

    

   

《6年 暴れんぼう 町人》

 6年生のテーマは「感謝して生きる」です。社会の歴史で学んだことを

劇にした台本に、子どもたちがテーマをもとにした内容をつけ加えました。

今の日本を作り上げた過去の人々に感謝し、未来の日本をつくる自分たちの

決意を劇に盛り込みました。その意欲に、感心・感動、そして成長を実感する

発表でした。

    

    

   

《閉会式》

    

          

 (学校長の言葉)

 このケースの中に、おけらが三匹います。一週間ほど前に校長先生が捕まえてきました。

オケラは、飛べる、土の中にもぐれる、泳げる、鳴けるなどたくさんのことができる昆虫界のスーパーマンです。色々な特技を持っていて人を楽しませることが得意な人を多芸とか芸達者などども言います。今日は、オケラに負けないくらいに一人一人がステージで輝いてください。

 スーパーでお刺身の盛り合わせを買うと野菜が飾られていますね。大根の千切りの上にお刺身が盛り付けられています。この大根のことを「つま」と言います。目立たない存在なんだけれどもお刺身を引き立たせるとっても重要な役割をしています。今日の出し物にもこういうお刺身のつまのような人がたくさんいるのだと思います。それで一つの作品ができています。それぞれの学年のチームワークを見せてください。

 昨日の札幌ドームで日本シリーズが行われました。日本ハムの西川選手の劇的なさよなら満塁ホームランでした。校長先生は、四回の打席中三回犠牲バントをした市川選手が陰のヒーローだと思いました。自分を犠牲にして味方を進塁させたからです。

 校長先生は、オケラのような人もお刺身のつまのような人も日本ハムの市川選手のような人もよく見たいと思います。応援したいと思います。

 今日の会場に集まっていただいた方々にもこのような見方をしていたければありがたいと思います。最後になりましたが、お忙しい中お越しいただきました御来賓の方々日頃より学校教育にお力をお貸しいただきありがとうございます。本日はどうぞごゆっくりご覧ください。これでお話を終わりにします。