轟小だより

今年度の轟小だより

芹沼に獅子が舞いました!

 8月31日(日)に芹沼獅子舞が披露されました。晴天の中、見事な舞を拝見することができて感動しました。轟小の児童や、卒業した中学生も笛を担当し、獅子舞を盛り上げていました。 

 令和5年度の轟小学校創立150年式典で芹沼獅子舞を奉納していただき、令和6年度より、芹沼獅子舞の方々のご指導のもと、轟小の3~6年生が、踊り、笛、太鼓、太刀を教えていただき、創立記念集会で披露しています。今年度も、12月10日(水)の創立記念集会に向けて、ご指導をいただきながら子供たちは練習に励んでいます。

とどぽんタイム「『ちがう』を見つけてほめてあげよう」(地域連携)

 9/1(月)5校時に、那須町在住でブルーダイヤモンドアーモンドグロワーズ合同会社(日本カントリー・マネージャー、アジア/オセアニアリージョナルマネージャー)の渡邉貴雄さんを講師に、「『ちがう』を見つけてほめてあげよう」と題して、1~6年生にお話をいただきました。 

 

 渡邉さんは、世界を舞台に活躍するための「キャリア形成プログラム」を考案され、中学校や高校で講演をするなど、ご活躍されています。今回は、渡邉さんとの会話のキャッチボールを通して、「世界のどこでもイキイキと活躍できる力」として、「相手と自分の違いを認め合うよさに気付く」ことをねらいに、轟小バージョンでお話をしてくださいました。子供たちにためになるお話をいただいた講師の渡邉様、このような貴重な機会をつないでくださった北原様、本当にありがとうございました。感謝申し上げます。

9月1日防災の日、予告なしのショート避難訓練をしました。

 本日、地震と火災を想定した、予告なしのショート避難訓練を業間に実施しました。児童は、自分の身を守るために、自分自身で考えて、落ち着いて、素早く行動することを目標に訓練をしました。ちょっとおしゃべりをしてしまう様子も見られましたが、予告なしにも関わらず真剣に取り組んでいまいした。実施後の係の先生からのお話の中で、「おかしもち」の問いかけに、「さない、けない、ゃべらない、どらない、かづかない」と、ほぼ全員が応えていました。

 日本は地震などの災害がいつあってもおかしくありません。普段からの、防災・減災について備えが必要です。児童が、家にいる時や、登下校時にも発生するかもしれません.轟小では、児童が自分で自分の命を守ることができるように、危険を予測・回避できる能力の育成を行っています。ご家庭や地域におかれましても、ご理解ご協力のほどよろしくお願いします。

移動図書について

 8/29(金)は、移動図書の日でした。

 朝、子供たちは、黄色い専用バックから、借りていた数冊の本をギャラリーの机に返却していました。昼休みに、日光市立今市図書館の方々が来てくださり、新しい本を借りることができます。今年度の移動図書は年間7回が予定されています。もちろん、学校にある本を借りる児童もいます。

 本日の移動図書の返却数は172冊でした。全児童43名なので、1人あたり4冊借りていることになります。轟小の子供たちは、イチョウの会の方々の読み聞かせや移動図書を楽しみにしています。

 轟小では、主体的・対話的で深い学びの実践に向けて図書や資料等を効果的に活用することができるように、読書指導を通して、児童の語彙を豊かにしたり、知識を深めたり、正しく判断したり、豊かな情緒や感性を育むことを目標に図書館教育を行っています。 

 ぜひ、児童が読んでいる本を話題に会話を楽しんだり、自宅で読み聞かせをしたり、大人が読んでいる本を紹介したり、ご家庭や地域におかれましても、一緒に、子供たちの読書好きを加速させていきましょう!子供たちに聞くと、お父さんに読み聞かせをしてもらっている家庭もあるようです。

 ちなみに、朝、3年生におもしろいと教わった本を2冊紹介します。1冊目は、ヨシタケシンスケさんの「かみはこんなにくちゃくちゃだけど」です。2冊目は、田中達也さんの「おすしがあるひたびにでた」です。さっそく読みましたが、心がほっこりしたり、奇抜なアイディアに驚いたりと本の良さを再認識することができました。3年生ありがとう!日光市立今市図書館の蔵書ですので、興味のある方はぜひ借りて読んでみてください。

 

 

2学期が始まりました!

 本日、子供たちが元気に登校し2学期が始まりました。焼けた肌と、夏休み前に比べて顔つきや体格に成長を感じました。2学期は8月27日から12月25日までの82日間となります。運動会、学習成果発表会、持久走大会、校外学習など楽しい行事が続きます。保護者の方々や地域の方々にもお世話になることが多いかと思いますが、引き続きご協力のほど、よろしくお願いいたします。

  式の中でこんなお話をしました。

 今回はみなさんに身に付けて欲しいコミュニケーション力についてお話しします。

 みなさんは、「じぶんの気もち」と「友だちの気もち」を比べたことがありますか?

 ある日、ひでゆきくんは遊びのときに、友だちからボールを取られてしまいました。
ひでゆきくんは「とられた! ひどい!」と思いました。
 でも、あとで聞いてみると、友だちは「いっしょに遊びたくてボールをさわっただけ」だったのです。

 ひでゆきくんがじぶんの気もちをそのまま言っただけなら、ケンカで終わっていたかもしれません。
 けれど「どうしてそうしたの?」と聞いてみたら、相手の気もちがわかり、「いっしょに遊びたいんだね」と気づくことができました。

 自分の気もちを知ること、相手の気もちを聞いて知ること。この二つがそろったとき、はじめてお互いを大切にできます。

 コミュニケーションとは、ただ「しゃべる」ことではありません。
「じぶんの気もちをきちんと伝えること」
「相手の気もちをていねいに聞くこと」
その両方があって、初めて心がつながります。

 みなさんも今日から、もし友だちと気もちがすれちがったら、
「じぶんの気もちを伝える」
「友だちの気もちを聞く」
この2つを思い出してください。

それができる人は、きっとまわりの人からも大切にされますし、みなさん自身も友だちを大切にできる人になるでしょう。

 さあ この2学期、1学期に増して、自分から進んでわくわくした轟小を創っていったり、自分や相手をよく知って互いを大切にしたりしていく姿がたくさん見られることを願っています。みなさんのパワーアップした「わたしらしく・あなたらしく」に期待しています。

 轟小では、子供たちに育てたい資質・能力に「コミュニケーション力」の他に、「主体性」「やり抜く力」「人権尊重があります。

 この4つの力が身に付くよう、地域のご協力をいただきながら、轟地区をあげて、子供たちを育てていきたいと思っています。よろしくお願いいたします!