轟小だより

今年度の轟小だより

轟の二宮堀や172年前の古文書を見学してきました!(4年総合)

 9月30日(火)に、4年総合的な学習の時間の校外学習として、二宮尊徳館の齋藤学芸員と鈴木館長の解説のもと、轟地域に現存する二宮堀と、狐塚昭子さん宅の石蔵に大切に保管されている報徳仕法の古文書を見学してきました。学習成果発表会(11/5)の4年生の発表が楽しみです。

①轟地域の二宮堀

 身の回りに張り巡らされていた二宮堀や石碑などを見学しました。二宮堀が手堀りだったり、隧道(ずいどう:トンネルの水路)があったり、ため池や水門などがあったりすることを見学しました。

 

②狐塚昭子さん宅の古文書

 古文書が大切に保管されている石蔵は、昭子さんのお母さんが建てたもので、石蔵で湿度を抑え、電気をあえて引かず火災予防をしているそうです。古文書には、今で言うところの戸籍や二宮堀と田畑を示す地図などがあり、解説をいただきながら見ることができました。戸籍は男女別の人数もあったり、馬の数も記載されていたりしました。また、地図は分かりやすく色分けがしてありました。二宮堀で見た石碑に刻まれた報徳仕法に携わった人物と古文書内の人物が一致したことは驚きでした。

 

 二宮堀と古文書の分かりやすい解説をしてくださった二宮尊徳館の鈴木日和館長、齋藤康則学芸員のお二方に感謝申し上げます。 

 さらに、先祖代々大切に古文書を保管されていらっしゃる狐塚昭子様には、石蔵での資料の貸し出しや解説を伺う場所を提供してくださったり、お心遣いをしていただいたりと感謝申し上げます。二宮尊徳さん縁の貴重な品々も見せていただき感慨深かったです。本当にありがとうございます。

 これからもよろしくお願いいたします。