2025年10月の記事一覧
3・4年総合的な学習の時間「イワナの話」
7月に引き続き、10/2(木)に、3・4年総合的な学習の時間で、魚と森の観察園と馬返しの大谷川に行ってきました。
今回は、大谷川に生息するニッコウイワナを通して、生き物の生態を理解することができました。また、日光市の環境の現状や保全していくための工夫や努力を知ることができました。4年生は昨年の学習を生かして、3年生をリードしていました。3年生も自分から積極的に活動していました。アブラひれをはさみで切る作業や、ニッコウイワナのすみか作りを一生懸命に行っている姿に、協力してくださっている大人の方々からお褒めの言葉をいただきました。
【講話】
①ニッコウイワナを増やす取組について(水産研究教育機構、ニッコウイワナに学ぶ会・宮本さん)
②大谷川での水力発電について(古河日光発電株式会社・鈴木さん)
③大谷川における砂防のはたらき(国土交通省日光砂防事務所工務課・金井さん)
④大谷川におけるニッコウイワナのかんきょうについて(国土交通省日光砂防事務所長・木下さん)
【体験】
①ニッコウイワナのアブラひれを切る体験
※生態調査のために、放流したニッコウイワナと天然のニッコウイワナを識別するためにアブラひれを切り目印とします。
②ニッコウイワナのすみか作り
③ニッコウイワナの放流
④ニッコウイワナのえさになる昆虫探し
「水産研究教育機構」の宮本さん、「ニッコウイワナに学ぶ会」の道田さん・宍戸さん、魚と森の観察園の方々、国土交通省日光砂防事務所の方々、古河日光発電株式会社の方々に、感謝申し上げます。貴重な講話と体験をありがとうございました。
現職教育(救命アクションカードを活用した緊急時の対応訓練)について
10/1(水)放課後に、轟小教職員全員で、養護教諭のファシリテートのもと、救命アクションカードを活用した緊急時の対応訓練を行いました。生命に関わる事故や傷病などの緊急時を想定し、役割分担表(救命アクションカード)を活用し、組織的に迅速な対応ができるように訓練しました。
【場面設定①】
| 体育の時間、ボールがAさんの腹部に強くあたって倒れた。(意識なし) |
【場面設定②】
| 給食の後、高学年ホールでハンカチ落としをしていたところ、Tさんが突然気分不良を訴え呼吸が荒くなった。その後すぐに、床に倒れた。(意識なし) |
【先生方の反省まとめ、フィードバック】
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・他の児童たちの対応は訓練できないが、とても大切である。基本は教室へ戻るよう指示し、人数に余裕があれば低学年ホールor高学年ホールに集める。 ・特に緊急時でその場所に駆けつける時は、必ずスマホを携帯する。 ・AEDの使うタイミングや、心肺蘇生法の実施する見極めが難しい。 ★AED→胸部に貼ると、ショックが必要か判断してくれるので様子が違えば貼る。 ★心肺蘇生法→呼吸がない、もしくは分からない(判断できない)時はやる。 ・助けを求める場所(大人がたくさんいる場所)は、必ずしも職員室ではない。その場で大声で助けを呼ぶ、名指しでも良い。 ・メモのカードをもらった際は、近くにあるホワイトボード等の大きくてみんなで一気に見られるものを活用するとよい。 ・救急隊と電話で話すときは、スピーカー機能を活用して話す。
実際に事故が発生した場合に限りなく近くするため、ほぼ台本なしの研修でした。緊急時は研修のようにはいきません。ですが、こういった研修を継続していくことで、アクションカードの内容や研修の際の行動が頭の片隅に少しでも残っているといいなと思います。先生方の感想も併せてご覧ください。お世話になりました☺ |
図工ボランティアありがとうございます!
10/1(水)に、渡邉あかねさんが図工ボランティアに来てくださいました。本日は、2・3校時に1・2年図画工作の絵画をご指導してくださいました。子供たちの発想を大切にしてくださり、子供たちも楽しくプロの技を教えていただきました。ありがとうござます。
【今後の予定】
〇1・2年図画工作
10/8(水)絵画
10/15(水)版画
〇3年図画工作(版画)
10/22(水)3・4校時
10/29(水)3・4校時
〇4年図画工作(版画)
10/21(火)1・2校時
11/11(火)1・2校時
あかねさんは、とどろくポッターとどぽんの生みの親です。とどぽんは、轟小のマスコットとして大活躍です!とどぽんは妖精で、校舎のいたるところにいて、轟の子供たちを見守っています。あかねさんの作品は、職員室前廊下に展示していますので、ご来校の際は、是非ご覧ください。
読み聞かせありがとうございます(*^o^*)
10/1(水)朝に、読み聞かせがありました。イチョウの会の皆様ありがとうございます。
轟の二宮堀や172年前の古文書を見学してきました!(4年総合)
9月30日(火)に、4年総合的な学習の時間の校外学習として、二宮尊徳館の齋藤学芸員と鈴木館長の解説のもと、轟地域に現存する二宮堀と、狐塚昭子さん宅の石蔵に大切に保管されている報徳仕法の古文書を見学してきました。学習成果発表会(11/5)の4年生の発表が楽しみです。
①轟地域の二宮堀
身の回りに張り巡らされていた二宮堀や石碑などを見学しました。二宮堀が手堀りだったり、隧道(ずいどう:トンネルの水路)があったり、ため池や水門などがあったりすることを見学しました。
②狐塚昭子さん宅の古文書
古文書が大切に保管されている石蔵は、昭子さんのお母さんが建てたもので、石蔵で湿度を抑え、電気をあえて引かず火災予防をしているそうです。古文書には、今で言うところの戸籍や二宮堀と田畑を示す地図などがあり、解説をいただきながら見ることができました。戸籍は男女別の人数もあったり、馬の数も記載されていたりしました。また、地図は分かりやすく色分けがしてありました。二宮堀で見た石碑に刻まれた報徳仕法に携わった人物と古文書内の人物が一致したことは驚きでした。
二宮堀と古文書の分かりやすい解説をしてくださった二宮尊徳館の鈴木日和館長、齋藤康則学芸員のお二方に感謝申し上げます。
さらに、先祖代々大切に古文書を保管されていらっしゃる狐塚昭子様には、石蔵での資料の貸し出しや解説を伺う場所を提供してくださったり、お心遣いをしていただいたりと感謝申し上げます。二宮尊徳さん縁の貴重な品々も見せていただき感慨深かったです。本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。