轟小だより

現職教育(救命アクションカードを活用した緊急時の対応訓練)について

 10/1(水)放課後に、轟小教職員全員で、養護教諭のファシリテートのもと、救命アクションカードを活用した緊急時の対応訓練を行いました。生命に関わる事故や傷病などの緊急時を想定し、役割分担表(救命アクションカード)を活用し、組織的に迅速な対応ができるように訓練しました。

【場面設定①】

 体育の時間、ボールがAさんの腹部に強くあたって倒れた。(意識なし)

【場面設定②】

 給食の後、高学年ホールでハンカチ落としをしていたところ、Tさんが突然気分不良を訴え呼吸が荒くなった。その後すぐに、床に倒れた。(意識なし)

 

 

【先生方の反省まとめ、フィードバック】

・他の児童たちの対応は訓練できないが、とても大切である。基本は教室へ戻るよう指示し、人数に余裕があれば低学年ホールor高学年ホールに集める。

・特に緊急時でその場所に駆けつける時は、必ずスマホを携帯する。

・AEDの使うタイミングや、心肺蘇生法の実施する見極めが難しい。

★AED→胸部に貼ると、ショックが必要か判断してくれるので様子が違えば貼る。

★心肺蘇生法→呼吸がない、もしくは分からない(判断できない)時はやる。

・助けを求める場所(大人がたくさんいる場所)は、必ずしも職員室ではない。その場で大声で助けを呼ぶ、名指しでも良い。

・メモのカードをもらった際は、近くにあるホワイトボード等の大きくてみんなで一気に見られるものを活用するとよい。

・救急隊と電話で話すときは、スピーカー機能を活用して話す。

 

 実際に事故が発生した場合に限りなく近くするため、ほぼ台本なしの研修でした。緊急時は研修のようにはいきません。ですが、こういった研修を継続していくことで、アクションカードの内容や研修の際の行動が頭の片隅に少しでも残っているといいなと思います。先生方の感想も併せてご覧ください。お世話になりました☺