下原小日記

学校 12/10 5年生、「お金について学ぶお店体験プログラム」

12月11日(木)、5年生は「お金について学ぶお店体験プログラム」に参加しました。

外部講師の方をお招きして、

①売るとはどういうことか

②買うとはどういうことか

➂買う買わないの判断基準の決め方

④お金の価値について

最初に講話を聞き、グループで話し合いました。

子どもらしい様々な意見が出ていました。「④お金の価値について」が一番難題だったらしく、どのグループもとても悩んでいました。

その後は、ワークショップとして、店員側とお客側に分かれて洋服屋さんを開きました。長机やいすにレイアウトを考え展示し、値段を考えてつけました。

セット売りをしたり、お客と交渉して、値段を下げたり、さながら商売人のようでした。

よりリアリティをもたせるため、本物の衣類、本物のお金を使って学習しました。

世の中は、どんどんキャッシュレス化が進んでいます。暗号資産やネット販売が当たり前の時代、お金の価値についてじっくり考える、貴重な学習の場となりました。

講師の方、大変お世話になりました。

 

今回、金銭教育の一貫として学習活動を展開していただきました。その中で、「お金の価値」について考えることがたいへん難しいことでした。児童の回答には「1000円は1000円の価値、100円は100円の価値」といった記載があり、思いを言語化することに苦労しながらもがんばっていることが伝わりました。物があふれる今の時代だからこそ、価値について考えることは大きな意味があると感じました。