きぬっ子だより

喫煙防止教室

11月16日(金)に、3・4年生が喫煙星教室の授業を受けました。
講師に栃木県立がんセンターの神山由香理先生をお招きし、「たばこのほんとうの話」という題でお話をしていただきました。

ほんとうの話① 「たばこを吸うと老ける」
ある双子の写真が出てきました。1人は喫煙者、もう1人はたばこを吸っていない人です。こんなにも違うのかと、子どもたちはびっくり!


ほんとうの話② 「たばこを吸うと、血管が収縮する」
サーモグラフィーの写真を見せてもらい、たばこを吸っているときには体温が下がることを教えてもらいました。
その原因は喫煙中に血管が縮み、血のめぐりが遅くなるから。そうすると、心臓や脳の病気になりやすくなるのです。


ほんとうの話③ 「たばこは、なかなかやめられない」
「なんでたばこを吸うんだろうね?」
「それは、吸うと気持ちがスッキリするからなんだよ」
「がまんしてトイレに行った時と同じような感じです。それが、1時間おきにしょっちゅう行きたくなるような感覚が、たばこを吸っている人の感覚なんだよ」
子どもにもわかりやすい例えです。


ほんとうの話④ 「たばこは毒だらけ」
びんに入ったタールを見せてもらったり、たばこに含まれる有害物質の種類を教えてもらったりしました。

最後に神山先生から「たばこは毒ガスです」という一言がありました。
たばこの危険性を忘れないでほしいという、神山先生の熱い思いが詰まった言葉でした。
子どもたちは口々に、「今日の授業のこと、家に帰ったらおうちの人に話そう!」と言っていました。家族みんなで健康について考えるきっかけになるといいですね。