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 理解の当面のゴールはトップダウンの情報処理である(2)

 先の文章は洗濯について説明した文章です。洗濯とわかるとどうでしょう。文章が一気に理解できます。これがトップダウンの情報処理です。学習内容の理解では、このトップダウンの情報処理を目指します。
 それには、ポイントがあります。大まかな理解から細部に入っていくのです。

 
 何よりも重要なことは、まず「勉強内容の全体像をつかむ」こと。p.3
 全体像を大まかに把握し、部分の学習に入っていく。それが「すごい勉強法」の基
 本です。p.24 『すごい「勉強法」』高島徹治著(三笠書房)

 
 これはちょうど新聞の「リード文」を読むようなものです。新聞には「見出し」「リード文」「本文」があります。「リード文」は「本文」を要約したものです。写真の赤で囲んだ部分です。


 「本文」を読む前に「リード文」を読むと、だいたいのことが理解できます。そして、だいたいを理解した上で「本文」を読むとすでにあらましを知っているから「本文」の内容が入ってきます。
 大まかに理解した上で、細かく理解していくことでトップダウン的に情報処理をすることができます。                校長 見目 宗弘