轟小だより

学校 4/13 本日の学び

4,5年生 図工

絵具を使い、身近な風景を模写しました。

 

 模写体と同じ色を作るのに苦戦していました。

絵具一色だけでは表せないため、この活動は児童の創作力を育てます。

パレットの中で色を組み合わせて、納得いくまで色づくりが行われました。

友達と相談しながら取り組む子

用紙の裏側に試し描きする子

模写体をじっくり見ながら、集中して活動しました。

集中して取り組む姿は、感動ものです。

 

校庭のバックネット裏にある紅葉の木を描いている子がいました。

立ち上がって覗き込むようにしては、座って描いて・・・を繰り返していました。

紅葉の小さな花を描きたくて、模写体にしたそうです。

「ちゃんと、おしべとめしべがあるんですよ。」

と、教えてくれました。

なるほど、1時間目の理科の学びを活かした活動だったわけです。紅葉の花のつくりを知ったことが、心に強く残っていたのでしょう。紅葉を模写体に選んだ児童の素敵な学びを覗くことができました。

 

一人一人に学びのストーリーがあります。

子どもは学んだことを活かすのが上手ですが、無意識に行うことが多いです。日々の学習では、学んだことを活かして成長している自分を意識させるため、「振り返り」を大切にしています。成長を自覚し、さらに主体的に活動できるよう支援しています。