保健室
【6年生】薬物乱用防止教室を行いました
栃木県警察本部生活安全部人身安全少年課職員、日光市スクールサポーターの方々を講師としてお招きし、6年生を対象に薬物乱用防止教室を行いました。
①法律で使用や所持が禁止されてる覚醒剤や大麻や有機溶剤等②覚醒剤や大麻にも入っている成分を取り入れながら作られている危険ドラッグは、法律をすり抜けているものの中にどのような成分が混ざっているかわからないため危険なものであること③化学薬品や医薬品でも用法・用量を守らなければ(オーバードーズ)薬物乱用になることを冒頭で学びました。
薬物の成分は、栄養素や脳内伝達物質に似ているため、血液や神経を介して全身に薬物を影響が及びます。使用を続けると薬物耐性がみられるようになり、どんどん使用頻度や使用量が増えていってしまいます。また、薬物は、たった1回の使用で脳が破壊されてしまうため元の状態に戻らなくなってしまいます。依存性もあるため、1度使ってしまうと、また使いたくなるといった状態に陥ってしまいます。
薬物を誘いに来る人を断るロールプレイングを行いました。誘いに来る人は、実際にどんな言葉や態度で薬物を勧めてくるのかを知りました。最初は、「タダで薬物をあげるよ。」と言うそうです。1回使えばまた欲しくなってしまう「依存性」を利用して、2回目の時は高額で薬物を売るようです。もし誘いがあったら、すぐに家族に伝えたり警察に通報するようにとお話がありました。
薬物乱用に関するクイズに挑戦し、全員で薬物乱用の知識を復習しました。
薬物の見本や体に現れる症状の写真などを確認しました。
最後に、絶対に薬物を乱用しないという強い意思表明のため、皆で誓いを宣言しました
6年生の皆さん、本日の授業で薬物乱用の有害性や危険性について正しく理解することができましたね!
講師の皆様、ありがとうございました。