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2022年1月の記事一覧

【全国学校給食週間】本日のメニュー(1月28日)

 全国学校給食週間も今日が最終日となります。本日は、ハワイ料理です。メニューは、ロコモコ丼、野菜スープ、牛乳です。

 ハワイ料理は、アサイーボウル、ガーリックシュリンプなど、日本でもなじみのあるものが多いかもしれません。

 一口にハワイ料理と言っても、ずっとハワイに住んでいた民族の伝統料理である「ハワイアンフード」(例 カルアポーク)と、ハワイに移り住んだ人々が創り出した「ローカルフード」があります。

 ロコモコ丼は、「ローカルフード」です。

 一説によると、1940年代後半のハワイ島ヒロの町のレストラン『リンカーン・グリル』店主のナンシー・イノウエさんが創ったと言われています。

 ある日、フットボールの練習をしていた一人の少年が、25セントをナンシーさんに差し出し、「これで満腹になる新しい食べ物を作ってよ」と言ったそうです。

 ナンシーさんは、ボウルに、ごはんをよそい、ハンバーグをのせ、グレイビーソースをかけ、少年に差し出しました。これがロコモコ誕生の瞬間です。ロコモコという名前の由来は、その少年のニックネームだったそうです。その後、さらに目玉焼きものせるようになり、そのおいしさから、ハワイ中にその味が広がっていきました。

 グレービーソースは、お肉を焼いた時に出る肉汁に、ワインや小麦粉を加えて煮込んだものです。玉ねぎを加えたりスパイスを足したりすることで、味わいに違いが出てきます。今日は、どのような隠し味でソースが作られたのでしょうか。

 今では、ハワイのたくさんのお店で、ロコモコ丼を食べることができます。ハワイには日本のルーツをもつ人々も多いことから、ロコモコ丼の他、スパムむすびといったご飯を使った料理もあり、スーパーの総菜コーナーでも売られています。

 今週は、学校で味わう世界旅行を、子どもたちも楽しんでいました。