ヒイラギモクセイ

ヒイラギモクセイ

ヒイラギモクセイと大銀杏

 金色に輝いていた銀杏の葉は全て散ってしまいました。しかし常緑樹のヒイラギモクセイは葉が散ることはありません。
 ヒイラギモクセイの郷土は宇都宮以南と言われているそうです。今市のような北方では寒さのために衰弱していくのが通例とのことですが、落西小のヒイラギモクセイは寒さに耐え、440年以上も生きながらえてきました。その強い生命力は奇跡とも言えるかもしれません。

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元気な挿し木

 10月22日、挿し床を日当たりのよい職員室前に移動しました。水やりもきちんとしたせいか、葉の色もつやつやとしています。でも、大きさは変わりません。よく見ると小さな蕾をもっている枝もあります。


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満開のヒイラギモクセイ

 3月末には、「推定樹齢440年を超える日本で一番大きなヒイラギモクセイも寿命かもしれません。」と樹木医さんから言い渡されましたが、今年は東半分にたくさんの花が咲きました。CIMG2104001.JPGCIMG2106003.JPGCIMG2110003.JPGCIMG2109002.JPG
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ヒイラギモクセイ挿し木

 7月5日、地域の植木愛好家が挿し床を持参して来校してくださる。粒の細かい鹿沼土に15?ほどの今年伸びた元気な枝を挿す。土の中には半分の7?位をしっかりと挿し、周りの土を手で固める。挿し床は校舎北側の直射日光の当たらぬ所に置く。水が流れ出るまでたっぷりやる。
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ヒイラギモクセイ後継樹育成会議

落西小校長室でヒイラギモクセイの後継樹の育成についての話し合いが開かれました。

出席者  PTA本部役員
      学校職員
      地域有識者

決定事項 地域の専門家に挿し木を依頼し後継樹を育成する。
      (造園業者3件、植木愛好家1件、学校1件)

挿し木  ?梅雨明けまでに挿し木をする。
      ?今年か去年出た元気な枝がよい。
      ?長さは15?位、半分は鹿沼土の中に挿す。
      ?土用の丑の日前後の3、4日しか根は出ない。
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雪 ヒイラギモクセイ樹勢回復作業終了

 5年間に渡るヒイラギモクセイ樹勢回復事業が以下のような対応策を残してひとまず終了となりました。

1 幹・枝の手当
  樹幹腐朽部の削除は行わないが、腐朽部の昆虫はスミチオン等殺虫剤で駆除する。

2 不定根の育成
  地上1?ほどの表皮から、腐朽部周辺からの不定根は出来るだ育成する。

3 管理上の留意事項
  潅水、養分投与の必要はない。

4 後継樹の育成
  かなり重篤な状況を勘案するとき、不幸にも枯れ死することもり得る。後継樹育成は挿し木、取り木が考えられる。 
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