南原小だより

2023年7月の記事一覧

児童食生活アンケート結果

 

6月に全児童を対象に食生活アンケートを実施しましたので、その結果をお知らせします。

給食が好きですか?の問いに対し、92%の児童が「好き」「どちらかといえば好き」と答えていました。

今年になってからは特に、学校全体の残食が少ない傾向が見られます。

給食が好きな理由で最も多かったのは「おいしい給食が食べられるから」でしたが、次に多かったのが「みんなで一緒に食べられるから」でした。

「みんなで一緒に食べられるから」と答えた児童が、去年の調査よりも増えていました。

南原小では、今年の6月から、感染症予防に配慮しながら、机と机の間に距離をとって、お互いに向き合って食べる給食を実施しています。

まだまだ「グループで会食」とはいきませんが、コロナ対策での「全員前向きで黙食」から、「友達の顔を見ながらの会食」に変わることで、誰かと一緒に食事をすることの楽しさを、少しずつ体感してもらえればと思っています。

半分の児童は残さず食べていましたが、アンケートにあるように、少し減らせば食べきることができたり、苦手なものでも一口は食べる児童が多いです。

よく食べる児童は元気があります。

南原小の学校全体が明るいのは、よく食べている児童が多いからだと感じています。

朝ご飯を毎日食べてくる割合は、年々減少傾向が見られます。特に、低学年で食べない児童が多い傾向が見られました。

朝ご飯抜きは、熱中症のリスクを高める要因の一つです。

遠い距離を歩いてくる児童もおり、学校に到着する頃には汗だくです。

朝ご飯で味噌汁やスープなど、塩分と水分が一緒に摂れる料理を食べると、熱中症予防になります。

「朝ご飯を食べる時間がない」と答えている児童が多く見られましたが、早起きを頑張って、朝ご飯を毎日食べてほしいなと思います。

排便の回数が「決まっていない」と答えた児童が19%、「1週間に1回」が8%いました。

「給食を残すことが多い」と答えた児童、及び「朝ご飯を食べないことがある」と答えた児童は、排便周期が長い傾向が見られました。

朝ご飯は、胃腸を目覚めさせるスイッチです。

毎日の排便習慣がつくように、ご家庭でも好き嫌いや朝ご飯に気を付けていただけるとありがたいです。。

11時すぎに寝ている児童が全体の7%いました。

南原小の児童は、6時より前に起きている児童が33%、6時~7時に起きている児童が63%と、ほとんどの児童が早起きなので、小学生の睡眠時間(8時間以上)を考えると、遅くても11時前には寝てほしいと感じています。

これらのグラフは、就寝時間と「体調不良を感じているか」をクロス集計した結果です。

就寝時間が遅いほど、「体のだるさ」や、「やる気が起こらない」「イライラする」などの体調不良を感じている割合が高いことが分かりました。

大人でも睡眠不足は、心身に影響が出ます。また、寝不足も熱中症を引き起こす要因の一つです。

小学生は、身体も心も大きく成長する大切な時期です。

心身の健康のために、「早寝早起き朝ごはん」を心がけていただけると大変ありがたいです。

ご家庭でのご協力をよろしくお願いいたします。

 

これらの結果から見えた課題について、今後の食育を通して改善していければと思っています。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。