日誌

手話教室(5年生)

 5年生は、「総合的な学習の時間」に「共に生きる」という学習を行います。この学習では、障害者や高齢者の方々とのよりよい関わり方について、擬似体験等を通して共感的理解を深め、自分たちにできることを考えていきます。

 今日は、栃木県聴覚障害者協会から2名の講師が来校し、手話について学ぶことを通して、耳が聞こえない方とのコミュニケーションについて考えました。

 簡単なあいさつの手話をゲームを通して覚えたり、拍手やドアのノックの代わりになる伝え方や、マスクをするため口の動きが見えない生活の中で、指で文字を書いて伝えるとよいことなどを知ったりしました。

 45分の授業を通して、子どもたちは静かでした。なぜなら、講師の方の目をしっかり見ながら、覚えた手話を使ったり、文字を指で書いたりすれば、コミュニケーションがとれるからです。子どもたちは真剣に、講師の方の動きを見て何を伝えたいのか理解しようとしたり、自分の伝えたいことを伝えるために、手話や指で文字を書く動作をしたりしました。

 これから、子ども達は調べたいことや考えたいことを決め、福祉について学びを深めていく予定です。講師の皆様、大変お世話になりました。