日誌

なかよし集会

 今週の本校は、人権週間です。人を差別することなく誰とでも仲良くし、自分も相手も大切にしようとする心情や実践力を高めていく機会となるよう、様々な取組を行います。

 今日は、全校生で「なかよし集会」をしました。縦割り班である「ひいらぎグループ」で活動します。まず、ファシリテーターの先生から、「人権」とはどういうことなのかお話があり、今日のめあてと活動の流れの説明がありました。今日のめあては「みんなでなかよく生活するために、ほかの学年の友だちのことを知ろう」です。

 みんな真剣に話を聞いています。

 今日の活動は三つあります。まず、最初に「バースディチェイン」を行いました。声を出さずに、1月から誕生日順に並びます。動作やアイコンタクトを使ってコミュニケーションをとりながら、協力して並んでいきました。

 次に「積み木自己紹介」をしました。自分の名前と好きな食べ物を紹介しますが、自分の紹介の前に、となりの人の情報を付け足します。例えば、「みかんの好きなAさんのとなりの、うどんの好きなBさんのとなりのCです。好きな食べ物はからあげです」というように紹介します。

 班を二つに分けて、「積み木自己紹介」をしましたが、どの班も紹介の順番を考えていたので、スムーズに紹介が進んでいました。

 最後は、「アドジャン」です。3~4人のメンバーで0~5本の指を同時に出して、その合計数と同じ番号の質問に答えていきます。

 友だちの答えに、興味深そうに耳を傾けている姿が印象的でした。

 最後に、振り返りカードに今日の活動のことを記入し、班の中で共有しました。

 「みんなと活動して楽しかった」「班の人のいろいろなことが分かってうれしかった」などの感想が出されていました。

 上級生が上手にリードしている姿、下級生の協力して活動している姿、相手の話をしっかり聞こうとしている姿など、すてきな場面がたくさん見られた「なかよし集会」でした。この後も、引き続き、「なかよしカード」で自分の一日を振り返ったり、朝や帰りの会での「かがやきNo1」で、友だちのやさしい行動や親切を紹介し合ったりする中で、誰とでも仲良くし、自分も相手も大切にしようとする心情や実践力が育っていくことを願っています。