日誌

谷桃子バレエ団ワークショップ

 今日は、文化庁「文化芸術による子供育成推進事業~巡回公演事業~」の一環として、一般財団法人「谷桃子バレエ団」のダンサー3名を講師として迎え、全校生参加のワークショップを実施しました。

 本校では、「伝え合う力」の育成に重点的に取り組んでいます。一流の文化芸術団体の公演に触れることは、子どもたちの発想力やコミュニケーション力が高まることにつながるのではないかと考え、本事業に応募しました。見事、全国7校のうちの1校に選ばれ、今回の公演が実現しました。

 9月30日の公演に先立ち、今日は、ワークショップを行い、バレエの基本的な動きをみんなで体験しました。

 まずは、体の柔軟性を高めます。講師の方の指示に従って、いろいろなポーズを取っているうちに、最初より前屈がスムーズにできるようになった子がたくさんいました。

 次は、バレエの基本動作です。足のポジションや手のポジションを教えていただきながら、音に合わせてポーズを取っていきます。みんな覚えが早いです!!

 バレエのポーズで連続8回跳んだり、横に回転しながら進んだり、子どもたちはどんどん動きを覚えていきます。台詞の代わりにジェスチャーで示す「マイム」の動きもいくつか覚えました。

 あっという間の1時間でした。講師の先生も、みんな熱心に取り組んだことをほめてくださっていました。

 30日には、多くのダンサーが来校し、「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」の一場面などを体育館で演じます。公演まで、みんなで楽曲のCDを聴いて、楽しみに待ちたいと思います。

 おまけです。

 今日は、1年生と2年生が、「伝え合う力」を使う授業を行っていましたので、紹介します。

 1年生は、算数科「ながさくらべ」の授業で、四角形のたてとよこのながさの比べ方を、大きな四角形の紙で操作しながら考え、どのように比べたのか、友達に説明していました。

 2年生は、国語科「うれしくなることばをあつめよう」の授業で、話をつなぐことばを使って、グループで話し合いをしていました。話し合いを振り返ることができるよう、タブレットで録音して確認していました。

 子どもたちは、いろいろな教科のいろいろな場面で、「伝え合う力」を鍛えているところです。