日誌

学校給食週間(その1)

 今日から、全国学校給食週間が始まります。給食の献立も、いつもとはちょっと違った特別なメニューが出ます。今年度は、「昭和の大人気メニュー」と「教科書に登場する料理」がテーマとなっています。

 今日の献立は、黒米ご飯、モモ(ぎょうざ)、ホゲ風サラダ、パクシャパ、牛乳です。今日は、5年生の道徳の教科書に出てくる「心の中のりゅう」にまつわる内容です。

「ブータン王国は、国民の幸せを第一の目標としている。全ての生きとし生けるものに親愛をもって接する。おたがいに支えあって生きることを求め、どうすればよりよい心の安定がはかれるのかを常に考えて行動する。」(教科書より抜粋)

 そんなブータン王国では、どのような食事が食べられているのでしょうか。教科書に載っている料理の写真にある「モモ(ぎょうざ)」「パクシャパ(豚肉と大根の煮込み)」と、ブータン王国でよく食べられているサラダ「ホゲ」を給食用にアレンジしました。

 子どもたちも、はじめて聞くメニュー名に興味津々でした。中には、タブレットで実際の料理の様子を調べている児童もいました。

 明日の献立も楽しみですね!

  金曜日には、17日に続いて、他校の栄養士さんによる食育の授業が、5・6年生の家庭科の授業で実施されました。

 5年生は、5大栄養素について学び、その日の給食の献立の食材を5大栄養素に分類し、どんな食材がそれぞれの栄養素に分類されるのかや、バランスなどを確認しました。

 6年生は、前の時間に作成した献立を各自発表した後、栄養面や色合いという視点から、その献立の見直しをしました。バランスをよくするために、新たな食材を追加したり具を変えたりと、工夫しながら見直しを行っていました。

 どちらの学年の子どもたちにも、「バランスがよいか」という視点をもって食事を考えることに、今後も、ぜひ取り組んでいってほしいと思います。

 「食べること」は、その人の体と心を作っていくものです。今回の食育の授業をとおして、子どもたちは、改めて「食べること」について考えることができました。2回にわたり来校いただき、授業をしてくださった栄養士さん、大変お世話になりました。