日誌

3年生 社会(昔の道具)

2月15日(木)日光市歴史民俗資料館の方が来てくださり、「昔の道具ついて」いろいろなことを教えていただきました。

大きく4つの種類に分け、「暖まる道具」「洗濯の道具」「食事に使う道具」「身に付ける道具」について詳しく教えてもらい、子供たちはタブレットでたくさんメモをとっていました。

「暖まる道具」では、炭を入れて布団を暖める道具の「あんか」を紹介していただきました。今はプラスチックのものが多いですが、金属でできている「あんか」を紹介していただきました。

「洗濯の道具」では、「たらい」や「洗濯板」を見せてもらいました。「洗濯板」がでてきたとき、3年2組の子供たちは授業参観で体験したので、「知ってる!」「昨日、使いました。」などの声が聞こえてきました。1組も後日体験する予定です。

「食事に使う道具」では、「自在鉤」や「おひつ」「羽釜」などを教えていただき、「自在鉤についている魚はなぜ魚の形なのか知っていますか?」との質問に子供たちは「魚釣りみたいだから。」など面白い意見がでましたが、実は昔の家は火事になりやすい木造などの家が多いため、火事にならないようにおまじないの意味を込めているそうです。そのことを知った子供たちは目を輝かせながら、お話を聞いてました。

「身に付ける道具」では、「草履」や「わらじ」「あしなか」「みの」などを見せてもらいました。履き物は3種類あり、それぞれ用途が違うことを初めて知りました。

また、昔の農家の家では、家の中で馬や牛を飼っていたそうです。今の生活と全然違うことに子供たちはびっくりしていました。

最後には、昔の人は物を大切にし、無駄にない生活をしていたことや馬や牛の存在はとても大切で、生活には欠かせない存在だったことを教えていただきました。

日光市歴史民俗資料館の皆様、とても貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。