下原小日記 令和7年度
8/22 防災フェス
夏休み終盤の8月22日、PTA主催イベント「防災フェス」が開催されました。
ふだん学校では行えない体験を通して、防災の大切さを知ること、そして仲間との楽しい思い出をつくること・・・この2つをねらって、PTA役員さんを中心に企画しました。
開会式
藤原消防署の湯澤所長さんから、開会のご挨拶をいただきました。
暑い中でしたが、久しぶりに会えた仲間と一緒のイベントにワクワクします
防災体験
消防署の方々による、様々な防災体験が行われました。
【はしご車】
高さ35mまで伸びるはしご車が、校庭に入ってきました。
消防士さん方が大勢来てくださいました。
まずは最初に、全員で写真撮影です。
それから、はしご車に乗せていただきました。35mの高さからは、今まで見たことのない藤原の風景が眺められました。高層のホテル街の防災に備えて、このはしご車が購入されたとお聞きし、温泉街にある本校にとっても身近に感じられました。
【放水体験】
消防士さんにサポートしてもらいながら、水圧に負けないよう踏ん張って放水します。
途中、梅屋商店さんからそうめんの差し入れがありました。
暑い中、水分・塩分の補給にもなり、ありがたくいただきました。急遽、用意してくれたPTA役員さんにも感謝です。
【煙体験】
【AED体験】
防災講話
日光市企画総務部防災対策係の方々から、防災に備えて講話を聞きました。
教室の中には、避難所で使われるテントや簡易トイレ・段ボールベッド、防災食などが展示されました。
この日は涼しい室内でしたが、もしも災害のため停電したら、暑い中何時間も避難しなければなりません。リアルをイメージしながら、災害にどんな備えが必要か、講話を聞きました。
防災食(夕食)
実際にアルファ化米の防災食を食べてみます。
お水を入れてかき混ぜて、封をします。食べられるのは1時間後です。
学校運営協議会委員さん方が、お手伝いしてくれました。
防災食ができるまでの間は、お楽しみのキャンプファイヤーの準備です。
まき割り
順番にまき割りをしていきました。ある程度やると、次の人の番。またやりたくて、列の最後に並びます。
並んでは自分の番になり、自分の番が終わっては並び・・・だんだん上手になる子が増えました。
この間、子供につきっきりで教えてくれたPTA会長さんや職員の姿も、微笑ましかったです。
たくさんの薪は、阿久津林友さんからいただきました。ありがとうございます。
みんなで割ったまきを重ねて、キャンプファイヤーが始まりました。
炎を囲んで、防災食をいただきました。
積み上げた薪が燃え尽きようとする頃には、マシュマロ焼きも・・・素敵なデザートになりました。
そして、日暮れとともに花火をやりました。
キャンプファイヤーと花火の煙・・・いつもと違う校庭の景色は、夏休みの良い思い出の一つになりました。
レクリエーション
すっかり日が暮れてから、校舎内を使って謎解きゲームを行いました。
日光トレジャーハンティングの協力で、謎解きシートを作成していただき、班ごとに暗い校舎を歩き回りながら謎解きをしました。(暗い校舎の写真は撮れませんでした)
謎解きに参加した子供たち全員に、トレジャーハンティングより賞品をいただき大満足でした。
防災フェスの開催にあたり、PTA本部役員さん方が何度も話し合いを重ねました。
はじめての試みであることや、短い期間での企画・準備のため、今年度は参加対象を上学年に限らせていただきましたが、実施後のアンケートからは、楽しかった等の肯定回答がたくさん寄せられました。
当日も、役員の皆様の見事なサポート体制には頭が下がりました。本当にありがとうございました。
2学期は運動会や学習発表会等、子供たちは様々な行事を体験します・・・防災フェスでの経験を活かし、子供たちが主体的に行事の企画・運営をしてくれることを期待します。
最後に、防災フェスにご協力いただきました日光市消防本部、藤原消防署の皆様、日光市企画総務部総務課防災対策係の皆様、下原小学校運営協議会の皆様、日光トレジャーハンティングの皆様、阿久津林友の皆様、梅屋商店の皆様、厚く御礼申し上げます。