日誌

臨海自然教室(5年生)

    5年生の臨海自然教室が始まりました。寒さの中、第1日目は新日鉄住金鹿島製鉄所を見学しました。真っ赤になった銑鉄がローラーの上にあらわれると、冷たかった周囲の空気が一変し体全体に真夏のような暑さを感じました。ローラー上を動いていくうちに、銑鉄は薄く長く伸びていき、自動車や電化製品の材料になる薄板、さらに建設資材のH型鋼や厚板へと変身していきます。

 成田空港と同じ広さの製鉄所は、様々な機械・建物・トラック・機関車などが見られ、産業を支える鉄がどのようにして生産されているかよくわかりました。その後、施設探検を済ませた後、夕食・入浴を済ませ1日目を終えました。

 2日目は、午前中に野外調理(ポークカレー)午後は塩作りとアスレチックを使った自由時間で過ごし、海の自然を全身で感じることができました。ナイトハイクでは海の別の表情と、満天の星空を見ることができました。

 最終日は海浜ウォークラリーを楽しみ、3日間の宿泊学習を終えました。ここで、5年生たちの素直さや積極さを見られたことは、大きな収穫でした。今後の活躍に期待するとともに、ご家庭の皆様のご協力に感謝いたします。

   

     新日鉄住金鹿島製鉄所       自然の家での夕食(海がよく見えます)

    

     ウォークラリーの一コマ           塩作りの一コマ