避難訓練

 5月2日(月)に避難訓練がありました。今回は大きな地震が起き、その後火災が発生したことを想定し、そのときの身の守り方について学習しました。

 密な状態にならないように、1・2年、3・4年、5・6年の3グループに分けて実施しました。

 1年生ははじめての避難訓練でしたが、放送や先生の指示をしっかりと聞き、机の下に身を机の下に隠したり、安全に避難したりできました。2年生以上は、何度も経験していることから「お・か・し・も」の合い言葉を守り、落ち着いて避難していました。どの学年もそうですが、真剣な態度で参加していました。特に5・6年生は避難の際に話し声が全くなく、真摯な取り組みにとても感心させられました。

 〇低学年の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  〇中学年の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 〇高学年の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 柴田教頭先生からは、小さい頃に実際の家事を目の当たりにしてとても怖い思いをした経験、今市の大地震の時には住民の協力で大きな火事にならなかったことなどから、放送や先生の指示をきちんと聞いて行動することの大切さを話されていました。子どもたちも教頭先生の話に耳を傾けていました。

 訓練後、各学級において、「先生の話や放送をよく聞いて行動したい。お・か・し・もを守って避難したい。昔の今市の人が火事をみんなで防いだことがすごい、団結したい。」など、今日の振り返りがきちんとできていました。中には、地震や火事などの自然災害だけでなく、現在続いているウクライナでの悲劇的な出来事にも目を向け、命の大切さを考える児童もいました。

 実際に大きな地震や火災などの災害が起きてしまったときに、今回のように落ち着いて行動することは難しいかもしれません。しかし、今回の避難訓練を通して、災害に対しての防災意識が高まり、落ち着いて自分の身を自分で守れるような力がつくといいと思います。ご家庭でも地震や火災が起きたときにどのように行動したらよいか話し合ってみていただけたらと思います。