卒業記念「文化財見学」

 3月16日(火)に6年生が卒業の記念に「文化財見学」で日光東照宮と日光木彫りの里工芸センターに行ってきました。出発前に菊池先生から、今回の校外学習のキーワードは「感謝と安全」と話がありました。

 

 

 

 

 

 

 

  菊池先生からの出発前のお話 

 世界遺産「日光の社寺」の日光東照宮は、今市小から車で15分ほどとすぐ近くにあります。しかし、逆に近いために東照宮の中をよく見たことのない6年生が多かったようです。日光東照宮の神職の手塚均様の案内で6年生は東照宮を詳しく見学しました。徳川家康の干支(寅)から虎の彫刻が施されたり虎像が奉納されたりしていること、「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の意味、眠り猫と雀の絵が表裏一体になっている訳など、丁寧にユーモアを交えながら教えていただきました。日光東照宮を造営した江戸幕府の三代将軍徳川家光の偉大さを感じましたが、力を示しているだけでなく平和な世の中を願っていたことがうかがわれる彫刻が多く、それに驚いた6年生も多かったようです。また、19日(金)に行われる卒業式の成功を祈り、拝殿で参拝してきました。記念写真は、山内観光写真社の迎繁生様に撮影していただきました。(本当にありがとうございました。)

 

 

 

 

 

 

 

  神職の手塚様へのあいさつ               「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿 
                   

 

 

 

 

 

 

 

  絢爛豪華な陽明門                     「眠り猫」と「雀」のお話

 

 

 

 

 

 

 

  あっ「雀」だ!                       手塚様、案内どうもありがとうございました。 

 

 

 

 

 

 

 


 日光東照宮の後は、日光木彫りの里工芸センターに行き、日光彫の体験をしてきました。もともとは漆を削るために使われていた「日光三角刀」で丸盆に絵を描きました。初めて使う「日光三角刀」に、6年生は苦戦していましたが、どんどん慣れて上手に彫ることができました。裏面に日付や名前を彫る児童もいて、上達の早さに驚かされました。それぞれに思い出深い日光彫の丸盆ができたと思います。

 

 

 

 

 

 



  しっかりと説明を聞いています。              情報交換しながら彫りました。


 

 

 

 

 



  集中して彫っています。                   集中、集中!

 

 

 

 

 

 



  とにかく、集中!                     一心不乱に彫り上げました。

 6年生にとって小学校で最後の校外学習となりました。菊池先生がお話ししていたようにお世話になった方々に感謝の気持ちをもって、安全に行ってくることができました。また、天気にも大変恵まれ、記念写真や日光彫の丸盆という思い出のお土産もできました。6年生にとってとてもよい思い出になったことと思います。日光東照宮に参拝したことですし、今週19日(金)の卒業式が立派に行われることと思います。