道徳集会「第4回きらきらタイム」

 11月11日(月)9時50分から、下学年(1~3年)対象の道徳集会が開催されました。
 今回は講師として、箏曲演奏家の 和久文子 先生をお迎えしました。和久先生は、ご自身が演奏されるだけでなく、日本の伝統音楽の紹介や箏の指導にあたられています。たくさんの学校を訪問し、箏の素晴らしさを伝えてくれています。今回は、箏の演奏を聴かせていただくだけでなく、小学生の子どもたちが、習い事などをするときに大切な心構えも教えてくださいました。 

 子どもの頃は、書道とそろばんを習っていて、夜遅くまで習字の作品作りをしていて、次の朝、お父様に見せたら、褒められてうれしかったそうです。
 4年生の時にピアノの代わりに、箏を習い始め、それからずっと続けてきたことを話されました。何事も、途中で、飽きてしまわずに、ずっと続けることが大切であることを教えてくださいました。そのおかげで、今では、日本だけではなく、世界中で演奏することができるようになったそうです。世界中の国に行ってみると、日本のように恵まれた環境の学校はなかなかないこと、勉強をしたくても整った環境がないため、十分に勉強することができない子どもたちがたくさんいるそうです。だから、勉強をがんばってほしいことを話されました。
 また、習い事などに取り組むときは、一生懸命取り組むことや健康を保つために外で元気に遊ぶことが大切なことも話されました。 

 お弟子さんの前川 智世先生と一緒に「さくら、さくら」「さんぽ」「となりのトトロ」など美しい音色で演奏してくださいました。前川先生は日本一の17弦演奏家で幅広く演奏活動をされています。

児童代表でお礼の言葉を1年生が務めました。

 最後に、和久先生、前川先生と一緒に全員で写真撮影!
 
 和久先生、前川先生、ご多用の中、子どもたちのために、素敵な演奏や勉強・習い事をするときに大切なことを教えてくださりありがとうございました。これから子どもたちが、夢や希望をかなえるため、お教えいただいたことを胸に、一生懸命取り組んでいくことでしょう。           お世話になりました。