第1回避難訓練(防犯教室)

 5月24日(月)に避難訓練(防犯教室)が行われました。今市警察署のスクールサポーターの直井先生をお招きし、不審者が来たときにどのように自分の身を守ったらよいか学習しました。

 直井先生に不審者役をやっていただきました。校内の緊急放送により、子どもたちは各教室のドアにバリケードを築き静かにしていました。男性教員を中心に不審者の確保の実践を行いました。

  不審者役の直井先生の迫真の演技。             バリケードを作り静かにしている子どもたち。

 

 

 

 

 

 

 

  男性教員で対峙する様子。

 

 

 

 

 

 

 

 その後、校庭に集合しました。新型コロナ感染症予防の観点から、校庭に集まるのは1~3年生と4~6年生の2回に分け、間隔を広くとるようにしました。直井先生からは、不審者に対しての身の守り方、「いかのおすし」や出かけるときには「どこへ、誰と、帰る時刻」を家の人に伝えるようにと話がありました。

  直井先生のお話。                     「いかのおすし」も丁寧に教えてくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

  代表児童による実演の様子。抵抗する。           近づかない。距離をとる。

 

 

 

 

 

 



  かかとで相手を踏みつける。                   ランドセルよりも自分の命が大切。

 校長先生からは、20年前の大阪の小学校での不審者による事件の話をしていただきました。校長先生はかつて事件のあった小学校に勤務していた先生から話を聞く機会があったそうです。事件当時にどれほどの緊張状態であったのかを校長先生のお話から、子どもたちは感じ取っていました。

  校長先生のお話。                     真剣に校長先生の話を聞く子どもたち。

 

 

 

 

 

 

 

 子どもたちは真剣に訓練に参加し、「大阪の小学校で亡くなったことが悲しかった。先生の指示に従って落ち着いて行動したい。大きな声で助けを呼んだり防犯ブザーを鳴らしたりしたい。お店やこども110番の家に逃げる。自分の命は自分で守る。」など今回の訓練の感想や意見をもっていました。自分の身を守るためにどうしたらよいか、一人一人がよく考えていました。子どもたちの防犯に対しての意識が高まる訓練になったことと思います。

 御多用の中講師として来ていただきました直井先生をはじめとして、110番通報や講師派遣に御協力いただきました今市警察署の皆様に心より感謝申し上げます。