臨海自然教室2日目

 臨海自然教室2日目です。検温を朝、昼、夜と行っていますが、37度を超える子どもはなく、みんな元気な様子でした。
 朝は海岸散歩に行き、それと並行して潮汲みをしました。子どもたちは砂浜まで降りることができ、貝拾いを楽しむことができました。また、砂浜に流れ着いた多くのゴミを気にしていた子もいました。海のゴミの多さを目の当たりにしたこの経験を、これからの環境学習へつなげていってほしいものです。

  

 

 

 

 

 

 午前中の活動は塩作りと壺焼きいもです。塩作りは火起こしから始めました。新聞紙を丸め薪を置き、マッチで火を付けるというものです。マッチを使ったことのない子もいましたが、できる限り経験させるようにしました。なかなかうまく火起こしができない班には、海浜自然の家の所長である野中先生が来てくださり、直々に指導もしていただきました。本当にありがとうございました。火起こしができると土鍋に海水を入れ煮詰めました。1時間以上たつと塩の結晶が出てきました。みんなで火起こしをし、薪をくべ、ゴミをすくうなど協力した努力の結晶です。
 壺焼きいもの方は、大きな壺に炭に火を付けた七輪を入れ、針金で刺した地元産の「べにあずま」を壺の中に吊るし、1時間ほど待ちました。できあがった焼き芋は大変おいしく、茨城の名産品を味わうことができました。

  

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 午後は海浜ウォークラリーでした。海浜自然の家の広い敷地内を「チェックポイント」の課題を見つけてクリアしていくものです。昨日の館内ウォークラリーよりもさらに難しいものでした。それでも、どの班も最後まで諦めずに取り組みゴールできました。1班のみなさんが1位でした。おめでとうございます。

  

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 夜はマリンキャンドルの集いを行いました。教頭先生扮する火の神から「夢と希望の火」、「友情と協力の火」、「凡事徹底の火」、「今小プライドの火」、「笑顔の火」が1人1人に分けられました。みんなで流木と貝殻の燭台に点火すると幻想的な雰囲気を醸し出していました。その後は各グループで考えたレクレーションを楽しみました。1時間という短い間ではありましたが、みんなで協力して作り上げた素晴らしい一時でした。みんなが一体感を感じられたことと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日も5年生は時間を守り、元気に落ち着いて過ごしていました。明日も「今小プライド」をもって生活してくれることと思います。そして、たくさんの思い出を持ち帰ってほしいと思います。