小来川学報

勝道上人

 日光山を開いた勝道上人は、日光山の秀峰に関心が深かったそうです。幼い頃から勉強に励んで、20歳で出流山に祈願するためにこもりました。その後、日光山開山を決意して、小来川の星の宮(黒川神社)に祈願するためにこもりました。その時、東の山に光を見たので、鶏鳴山に登って修行しようと決心したそうです。この光とは何だったのでしょうか。
①太陽の光
②満月の光
③UFOの光
④ほたるの光

 答えは、②満月の光です。
小来川では、晴れた夜、満月が東の山から昇ることがあります。この圧倒される光景を見て、勝道上人は決意されたのではないでしょうか。満月の夜、東の空を見てみましょう。