大沢中ニュース

2021年3月の記事一覧

令和2年度修了式

 3月24日、今年度の締めくくりとして、1,2年生の修了式が行われました。いろいろなことがあって、行事が変更や縮小となり、さみしい思いをしたみなさんもいたかもしれませんが、感染対策を講じて、工夫を重ねたり、協力し合ったりしながら、何とか無事終えることができました。新年度に向けて、この春休みはエネルギーを蓄えて備えてほしいと思います。元気でみなさんに新学期にお会いできるのを楽しみにしています。

 

 

 

 

 

1年邦楽スクールコンサート

 音楽の学習の一環として行われている、日本の伝統楽器の1つである箏や尺八について学ぶ授業です。箏では和久文子先生、尺八では、福田智久山先生がいらっしゃいました。今年度は感染対策として、尺八の演奏体験はできませんでしたが、広々とした武道場にたくさんの箏を持ち込んでいただき、貴重な体験をすることができました。講師の先生方もフェイスシールドや飛沫防止カーテンなど感染対策を講じて、すばらしい演奏を披露してくださいました。

 生徒のみなさんは、実際に箏の演奏を体験したり、お話を聞いて詳しく学ぶことで日本の伝統音楽のよさについて知ることができました。

 

 

 

 

 

立志記念特別講演「夢に向かう道」

 3月18日、2年生は緊急事態宣言下で延期されていた立志記念特別講演が行われました。講師にお迎えしたのは、本校の卒業生であり、登山家の佐々木理人(ささきりひと)さんです。佐々木さんは、本校卒業後、宇都宮白楊高校山岳部で山と出会い、高校総体、国体にも出場されました。登山家、冒険家であった故植村直己さんに影響を受けられ、明治大学に進学され、主将として北米最高峰マッキンリー登頂に成功されました。2013年にはエベレストに次ぎ高い山であり、世界一登頂が困難とされているK2(カラコクルム山脈)に挑戦されました。2016年からは、ふるさと日光のために、日光国立公園マウンテンランニング大会の運営に中心となって携わっています。他にも動画ディレクター、事業プロモーターとして多方面にわたりご活躍いただいている方です。

 佐々木さんからは、中学生の時のお話から、高校での山との出会い、数々の登山経験の中から、過酷な登頂についての貴重で大変興味深いお話をわかりやすく丁寧にお話しくださいました。

 

 

 

 

1,2年進路説明会

 1,2年生対象で進路説明会を行いました。密を避けるため、保護者の方の参観は控えさせていただきました。この時期に自分の進路や今後の生活について、じっくり考える有意義な会となりました。宇都宮短期大学附属高等学校からは、教頭先生がわざわざ本校のためにおいでくださり、宇短附の高校生活や中学生に期待することについてわかりやすくお話しくださいました。先生からは「1日1日大切に生きること」「自分がんばると周りが幸せになる」「学校を休まない」「情報を集める」「テストで立派になる」「毎日勉強する」の6つについてお話がありました。

  卒業生お二人の発表から、「一生懸命自分が努力をしていれば自然と周りが支えてくれる」「具体的な目標をできるだけ早く明確にする」「早いうちから家族と自分の進路について話をする」とありました。

 最後に進路指導担当より、今年度の卒業生の状況をもとに、今後の生活にアドバイスをいただきました。

 自分の進路のために、今後の生活について見つめ直す良い機会となりました。