4年生

「二宮金次郎」についての出前授業を行いました!

 今、4年生は、総合的な学習の時間で「二宮金次郎」について学習しています。

 最初子どもたちは、「学校に石像でいるんだから、すごい人なんだとは思うけど、実際どんなことをした人なんだろう?」、「なんでどの学校にもいるんだろう?」などと、今まで何気なく見ていた「二宮金次郎」を、実際自分たちは「よく知らない」ということに気付き、様々な疑問を持ちました。そこから、

「学校にいるんだから、きっと日本で最初の学校を建てた人だよ」

「最初の教科書を作った人じゃない?」

「学校を災害とかから守った人で、学校の守り神的存在なんじゃないかな?」等々、予想していました。

 子どもたちのユーモラスな思考に、こちらも楽しくなりました。

 

 そして先日、待ちに待った「金次郎博士(日光市歴史民俗資料館・二宮尊徳記念館の方)」の出前授業が行われました。みんな真剣に話を聞き、資料館の方が持ってきてくださった展示物にも興味深々でした。ワークシートの隙間がなくなるくらい、一生懸命メモを取っていました。

  

 金次郎の石像は子どもだけど、日光とは大人になってからの関わりの方が強いことや、日光を作物が育つ豊かな地に立て直してくれたことなどを知り、金次郎の存在がもっと身近なものになったようです。