南原小だより

地産地消献立:野口菜

 今日の献立は、地元の特色ある野菜を使った地産地消献立です。野口菜は、別名水掛菜と呼ばれ、アブラナ科の在来種です。栽培の歴史は、日光東照宮造営のため静岡の久能山東照宮からやってきた人達によりもたらされたとか、諸説ありますが、とにかく歴史ある野菜だそうです。
 この野口菜は、野口地区の限定された場所のみしか育たたない不思議な野菜です。10℃前後の豊富なかけ流しの湧水と、砂質土壌のところでないと、野口菜独特の味わいある野菜には育たないそうです。今日のメニューでは、けんちん汁に入っています。野口菜は、ビタミンやミネラルが豊富で、ビタミンCはキャベツの2倍ぐらいあるそうです。シャキシャキとした食感が特徴です。