立志式

2月10日(金)は立志式でした。講師は 日光市長  粉川  昭一様です。

地域社会の担い手として、2学年の生徒がその役割を自覚し、よりよい未来の実現に向けて、具体的にどんな取り組みができるのかを考えるための良い契機となったと思います。

まずは、代表生徒の作文発表を紹介します。

   『立志を迎えて』

マイ・チャレンジを通して、働くことの大変さと毎日食べている「幸せなご飯」が当たり前でないことを実感し、生活へのありがたみと、一生懸命働く両親への感謝の気持ちを深めました。

 『なりたい自分に』

マイ・チャレンジを通して感じた誰かの役に立てる素晴らしさ、学校では内向的になってしまう自分を変えたい気持ち。2つの視点で、将来なりたい自分ついて考えました。

 『将来の夢と憧れ』

将来の夢が決まってないことに対する焦る気持ちを父親に相談したことから、誰かの幸せのために働く父親の気持ちを知りました。強いあこがれの気持ちを抱くとともに、将来への決意を新たにしました。

つづいて、市長講話について紹介します。

講話題は『今中生に期待すること』です。

 

日光市の豊かな自然や世界に誇れる伝統や文化など、先人たちが心をひとつにして守り抜いてきた貴重な財産を守り、そして地域の元気、日光市の元気を育んでいくために…

・一人ひとりが自ら考え、決定し、行動すること。

・夢をもって力強く進むこと。

・若さと情熱、たくましい行動力。

・夢と希望があふれる新たな日光の実現にむけて、ともに歩んでいくこと。 とおっしゃっていました。

つづいては、パネルディスカッションです。

パネラーは粉川市長と代表生徒6名、ファシリテーターは本校の学校運営協議会委員長の小栗卓様です。

2つのテーマ『これからの私たちにどんな力が必要か』と『地域の活性化を図るために私たちに何ができるか』に即して、パネルディスカッションを行いました。

 

 

 

代表生徒たちのしっかりとした発言に感心するとともに、フロアからの粉川市長への和やかな質問にほっこりしました。また、フロアの生徒たちもメモをとりながら、よく意見を聞き、自分の考えを深めているようでした。

最後は、合唱披露です。曲目は『大地讃頌』。

「感謝の心を込めて」との代表生徒の挨拶の後、すばらしい合唱の披露となりました。

  

立志式を経て、生徒たちの確かな成長を感じました。受け取ったバトンをしっかりと握って、日光市を、自分たちが住む地域を、今市中学校を、より活気あふれる場所にしてくれると期待しています。がんばれ!