校長室から

校章の由来

  大沢小学校の校章は、昭和30年6月15日、当時の木村光明校長先生によってデザインされた。

 5角形に配置されたべンは、大沢小学校の大の字を表わしている。ペンは文化のシンボルである。5つのべンは、大沢小学校が求める人間像にもつながっている。それは、二宮尊徳先生が説かれた一円融合の和の精神であり、知力・徳力・体力を磨き、情操豊かで、創造力と実践力をもった子どもの育成をねらいとしている。

 また、5つのペンは、中心から四方八方に広がり、成長発展していく大沢小学校の児童の未来の姿を示している。

 中央の杉の木3本は、大沢小の小にあたる。当時の校舎の背景には、力強く天に向って伸びる杉の巨木がある。日光杉並木の杉は、歴史の古さと文化を育んだ大沢地区のシンボルであると同時に、大沢小学校のシンボルでもある。小さな杉の子も、長い歳月を経て巨木に育っていく。大自然にしっかリ根を張り、大空にスクスク伸びていった日光杉並木の巨木の杉のように、大沢小学校の皆さんが、夢と希望をもち、理想に向かって伸びていって欲しいとの願いが込められている。