ふるさと足尾の歴史

発見!!足尾の戦国時代

 ホールに「足尾地域を知ろう!」というコーナーを作りました。先週掲載した「二宮尊徳と足尾」と一緒に掲示しているのが、戦国時代の足尾についての資料です。

 平成30年から日光市歴史民俗資料館では、足尾原村文書の調査をして、286点もの古文書を確認したそうです。その中に、新発見の戦国時代の古文書が含まれていたそうです。それらの資料から、下野国内外の有力者が足尾に注目していたことがうかがえるそうです。また、足尾には、戦国期の年号が入った仏像や石造物が残っているそうです。

 足尾は、1610年に足尾銅山が発見され繁栄したと言われていますが、この発見により、銅山で繁栄する以前の戦国時代の足尾の姿が少しずつ明らかになってくるのが楽しみです。(日光市歴史民俗資料館の令和二年度速報展の資料を参考)

 伊達政宗が使用した「獅子の黒印」が押された古文書も見つかりました。4年生は、社会科見学でこれらの資料を見てきました。