ふるさと足尾の歴史

わたらせ渓谷鐵道

 足尾地域には、わたらせ渓谷鐵道の駅が4つあります。学校の近くには通洞駅や足尾駅があります。12月から2月末まで各駅がイルミネーションで開催されています。学校から歩いて行ける通洞駅では、グッズ(鉄印帳・お守りや・スク・手ぬぐい・絵はがき等)を売っています。

わたらせ渓谷鐵道の歴史(わたらせ渓谷鐵道株式会社のホームページより) 

 わたらせ渓谷鐵道は、群馬県桐生市から栃木県日光市足尾町を結ぶ鉄道で、足尾町にあった足尾銅山と深いつながりがあります。明治時代の初めまで、産出した銅や鉱山で使用する材料の運搬は馬や牛に頼っていましたが、生産量の増加で運びきれなくなりました。たくさんの荷物を運ぶために桐生から足尾まで鉄道を建設することとになりました。1912年に足尾鉄道が足尾駅まで開通しました。その後、1918年、国が買い上げて後の国鉄の足尾線となりました。足尾銅山が閉山されると旅客・貨物が減り1985年までに廃止されることになりました。

 しかし、沿線市民の間で足尾線を残そうという活動が起こり、1989年までJR足尾線として残りました。その後は第3セクターである「わたらせ渓谷鐵道株式会社」が路線を引継ぎ、現在に至っています。

 わたらせ渓谷鐵道になってから貨物輸送に代わり観光客輸送に力を入れています。1998年にからは観光列車「トロッコわたらせ渓谷号」の運転も始まり、観光のお客に人気を博しています。

 

       開業30周年の手ぬぐいです。