校長室だより

校長室だより

今年度のご支援、本当にありがとうございました。

 地域の皆様、保護者の皆様、1年間たいへんお世話になりました。 今まで小来川小中学校の教育活動を温かく見守っていただき、心より感謝申し上げます。 今年度、地域の皆様と共に4年ぶりに開催いたしました運動会や文化祭は、私にとっても子どもたちにとっても最高の思い出となりました。 皆様のご理解やご協力をいただきまして、3月11日の卒業式が無事終わり22日の修了式をもって、令和5年度の全教育活動を終了します。 本当にありがとうございました。

本校を支えていただいている地域や保護者の皆様のご厚意に甘えることなく、私たち教職員も子どもたちの健やかな成長のために、来年度も全職員力を合わせて精一杯努力いたします。 閉校まで残り1年間となりますが、児童生徒、地域や保護者の皆様、そして教職員との繋がりを大切にして、次年度へ繋げて参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

元気いっぱいの子どもたち

 寒さが身にしみる季節となり、日の出も少しずつ遅くなってきました。あわせて私の起床時間も少しずつ遅くなりつつありますが、寒さに負けないよう頑張っています。

 さて最近は、全国的にインフルエンザが猛威をふるっており、先月県内においても5年ぶりに「警報」が発令されました。12月中の警報は、14年ぶりとなるそうです。学校では、手洗い・うがいの励行や、風邪症状のあるときはマスクを着用するなどの対策を、引き続き徹底していきたいと思います。

 そんな中、子どもたちは毎日元気いっぱいに過ごしています。小学生は、休み時間にみんなで持久走の練習をしたり、サッカーやバレーボールで遊んだりしています。最近は、中学生も昼休みに自主的に校庭を走るなど、身体を鍛えています。

 まもなく冬休みに入ります。子どもたちにとって有意義な冬休みとなりますよう、健康管理等、各ご家庭でのご協力をお願いいたします。

感動をありがとうございました。

 10月28日(土)たくさんの地域の方々や保護者の皆様にご来場いただき、4年ぶりに小来川文化祭を盛大に開催することができました。日頃の学習の成果を発表し、大勢の方々にご覧頂き、どの発表の後にも、会場の皆様より温かな拍手を頂き、子どもたちは満足感や達成感を得ることができたと思います。教職員もまた、子どもたちの表現力を育成するという目標を達成することができたと思います。加えて、子どもたちにとっても教職員にとっても貴重な体験と学びの機会となりました。そして、地域の方々の素晴らしい作品展示や演奏をご披露いただき、思い出に残る文化祭となりました。感動をありがとうございました。

4年ぶりの運動会

 彼岸を過ぎても厳しい残暑が続いていましたが、最近は一気に気温が下がり、朝晩は随分と涼しくなりました。

 今年度の「小来川ふるさと大運動会」は、児童生徒会のスローガン「一致団結 絆で 勝利をつかみ取れ!」のもと、子どもたちだけでなく地域全体が一致団結し楽しく実施することができました。また、4年ぶりにご来賓の方々をお招きし、たくさんの保護者やご家族、地域の皆様のご臨席のもと、盛大に開催できましたことに心より感謝申し上げます。

 今月末には、こちらも4年ぶりの「小来川地区文化祭」が行われます。現在子どもたちは、文化祭に向けて一生懸命練習に励んでいます。盆踊りでご披露できなかったお囃子の演奏もあります。ぜひご来校いただき、子供たちの練習と学びの成果をご覧ください。

充実した2学期を

 34日間にわたる夏休みを終え、2学期が始まりました。夏休み中、22名の子どもたち全員が大きな事故もなく、無事に2学期を迎えられたことを大変嬉しく思っています。
 始業式では、この長い2学期を充実させるための方法について話しました。それは、終わりを意識するということです。終わりまでの日数を意識することで、一日一日の使い方が変わります。特に中学3年生にとっては、2学期は進路を決定する大切な時期となります。更に、中学3年生は卒業までの日数を、そして下級生は進級までの日数を意識することで、一日一日を悔いのないよう大切に過ごして欲しいと思います。
 さて今年の夏は、過去最多の猛暑日を記録するなど、記録的な暑さの毎日が続き、各地でゲリラ豪雨や台風などによる被害の報道もされました。小来川地区でも4年ぶりの開催予定だった盆踊りが台風のため中止となってしまい、とても残念に思いました。
 しかし2学期は、小来川ふるさと大運動会や文化祭が4年ぶりに開催されるということで、とても楽しみです。今後も熱中症や新型コロナ感染症への基本的な対策に万全を期して、2学期の教育活動が停滞しないようにしてまいりたいと思います。保護者や地域の皆様には、引き続き本校の教育活動へのご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

有意義な夏休みを

 1学期も無事終わりを迎えました。子どもたちは、たくさんの行事を経験し、確かな成長を見せています。小学2年生から4年生までの遠足では、4年生の子どもたちがリーダーとして、しっかりと下級生の面倒を見ていました。中学校の部活動では、バドミントンと陸上の2つの大会において、多くの生徒が昨年度より良い成績を残しました。特に、陸上では中学3年生の2名が、7月25日の県大会に駒を進めることになり、活躍が楽しみです。一方、部活動を引退した中学3年生は、放課後学校で自主学習に取り組んでおり感心しました。これからの夏休みの過ごし方が、希望進路の実現に確実に繋がります。自分に合ったやり方で、しっかり学力を付けてください。
 今年度は、4年ぶりに「小来川ふるさと大運動会」が開催されます。この他にも2学期には、たくさんの楽しい行事が待っています。暑い夏休みをしっかりと乗り切り、始業式には元気に登校し、2学期のスタートを笑顔で迎えて欲しいと思います。

地域と共にある学校づくりを

 本年度がスタートして、はや1学期も折り返し地点を過ぎました。中学校の部活動の夏の大会は、今年度から6月の実施となり、中学3年生にとっては、この大会が終わると引退となります。悔いのないように頑張ってもらいたいと思います。

 さて、去る6月6日に「学校運営協議会」が開催されました。今年度から設置された「学校運営協議会」では、学校運営に教育委員会から任命された保護者や地域の皆さんなどの声を積極的に生かし、地域と一体となって特色ある学校づくりを進め、学校の様々な課題解決に参画していただくことが目的です。

子どもたちは、日々健康に気をつけながら授業や行事、委員会活動などいろいろなことに取り組んでいます。今後とも、本校の教育活動の充実のめに、ご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い致します。

本格的なスタートを

 新緑の季節となり、さわやかな風が私たちの心を和ませてくれています。新年度が始まり1ヶ月が過ぎました。大型連休も終わり、子どもたちは新しい教室や新しい先生にも慣れ、本格的な行事や生活がスタートしました。

 そんな中、中学3年生は5月10日(水)から12日(金)までの3日間、京都・奈良方面への修学旅行に行ってきました。生徒たちには修学旅行の意義の中から、特に大切だと思われる2つを紹介しました。1つ目は、「非日常体験」です。日常とは異なる環境や集団生活において、自然や文化・社会に親しみ、新たな視点から学校生活や学習活動を振り返り、見聞を広げ深めて欲しいということです。2つ目は、「思い出づくり」です。友だち同士や先生との人間的な触れ合いを深め、精一杯の楽しい思い出をつくってほしいということです。修学旅行を通じて、友だちを思いやる姿や節度ある行動を目の当たりにし、生徒たちの更なる成長を感じました。

 ぜひ、この修学旅行で学んだことを今後の学校生活に生かし、最後の運動会や文化祭で、最上級生として活躍してくれることを楽しみにしています。そして、切磋琢磨しながら希望進路の実現に向けて頑張る姿を、後輩たちに残してくれることと期待しています。

新年度を迎えて

 春の日差しのような元気いっぱいの子供たちを迎え、令和5年度がスタートしました。日頃より地域の皆様、保護者の皆様には、本校の教育活動に深い御理解と御支援をいただき、心より感謝申し上げます。4月11日の入学式で中学1年生1名を迎え、全校児童生徒22名と教職員23名で教育活動をスタートできることを嬉しく思います。

 さて、学校におきましても、新年度より文科省のガイドラインに則ってコロナ対策が緩和され、マスクの着用が個人の判断となりました。また、多くの教育活動の制限も大幅になくなり、コロナ前の通常を取り戻すことができるのではないかと期待しています。今後も必要に応じて引き続きコロナ対策を講じながら、教育活動を進めていく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。

   

○学校教育目標「心身の健康を一に 学びを求め 礼節を舎す児童生徒」

○学校経営の基本理念

「一人一人の児童生徒の人格を尊重し、個性の伸長を図りながら、児童生徒自ら現在及び未来における自己実現を図っていくための自己指導能力の育成に努める。」

○目指す子ども像

・心身共に健康で、自ら問題を発見し解決できる児童生徒(体)

・広い視野と見識を持ち、主体的に判断できる児童生徒(知)

・多様な人々と協働できる児童生徒(徳)

本年もよろしくお願い申し上げます

 明けましておめでとうございます。年末年始は天候に恵まれ、保護者や地域の皆様にも穏やかで幸多き新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。

 さて、新しい年が始まり、子どもたちも新しい気持ちで新学期を迎えられたのではないでしょうか。学年の始まりは四月からですが、始業式では子どもたちが年の初めの引き締まった気持ちで臨んでいる様子が見られ、うれしく思いました。期間が短い3学期ですが、学年のまとめと次年度の準備をする大切な時期です。子どもたちにとって、一年間の成長を自覚し、希望をもって次の目標が設定できる学期にしたいと思います。また、子どもたちのがんばりを認め、励まし、一人一人の成長を見守っていくために教職員一同、力を合わせていく所存です。今学期も、保護者や地域の皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 なお、新型コロナウイルス感染症については、依然として先行きが見えない状況です。また、インフルエンザの流行も見られます。各ご家庭でも引き続き、感染症対策をよろしくお願いいたします。

2学期を振り返って

 12月に入り急に冬らしくなってきました。今年は、カタールでサッカーワールドカップが開催され、日本代表も決勝トーナメントまで進むことができました。決勝トーナメントの一回戦は、真夜中の試合となりましたが、多くの皆さんが声援を送っていたのではないでしょうか。PK戦の末残念ながら負けてしまいましたが、たくさんの勇気と感動を頂きました。また、日本チームの快進撃と共に、代表チームのロッカーの後片付けやサポーターのみなさんのゴミ拾いも大きな話題となっていました。

 さて、コロナ禍での学校生活も3年目となりました。2学期は、運動会、小学校のスケート教室や落合西小学校との交流学習、小中学校の中宮祠小中とのオンライン学習等、比較的順調に実施できました。今また感染者数が増え第8波に入ったという報道もあり、気が抜けないところではありますが、今後も感染が広がらないように十分な対策をとったうえで、今この瞬間にしか体験できないことを少しでも多く体験させていきたいと思っています。そして、夢と希望のある令和5年へと繋げていきたいと思います。

 保護者や地域の皆様、本年の本校へのご支援とご協力、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。そして来年もどうぞよろしくお願いいたします。

三匹の鯛

 秋も深まり、日中は暖かい日もありますが朝夕はめっきり冷え込むようになりました。それでも、毎朝子どもたちは、遠くから「おはようございます。」と元気に挨拶をしてくれます。

 ところで以前、人の心の中には「三匹の鯛(タイ)」が住んでいるという話を聞いたことがあります。これは、「褒められタイ」、「認められタイ」、「頼りにされタイ」の三匹だそうです。自分は人の役に立つ、必要とされると感じることで自己有用感が高まり、自分に自信が持てるようになります。この三匹を上手に育てることで、子どもたちは大きく成長できると思います。私たち大人は、子どもたちに「タイ」を育てる言葉(よくできたね、よくがんばったね、ありがとう、助かったよなど)を機会をとらえて、繰り返し伝えていくことが大切だと思います。
 そして二学期には、たくさんの行事がありますが、行事に限らず日常生活においても、子どもたち一人一人の心の中の「三匹のタイ」を育てたいと思っています。また、子どもたち同士も互いのよさを伸ばし合える言葉を交わし合うことができるように支援し、自己有用感を高められるようにしていきたいと思います。

 空気が乾燥し、新型コロナウイルス感染症に加えて、インフルエンザが流行する季節となりました。引き続き感染症対策を心がけ、体調を崩さぬよう気をつけていただきたいと思います。今後とも、本校の教育活動への御理解、御協力をお願いいたします。

 

夢を感動へ 感動を未来へ

 朝晩は随分と涼しくなり、寒暖の差が大きくなってきました。体調を崩さないように気をつけてほしいと思います。日が暮れるのが早くなり、運動会の終了を待って、一気に秋の訪れがやってきたように感じます。
 新型コロナウイルス感染症が拡大して3年目、今年も運動会を学校単独ではありましたが実施することができました。当日は、澄み切った青空の下、絶好の運動会日和となりました。今年度は、小来川小中学校伝統の応援合戦も復活し、お囃子やダンス、そして係活動など、子どもたちの団結と活躍する姿をたくさん見ることができました。素晴らしい運動会となり、とても感動しました。観覧につきましては、制限をなくし多くのご家族の皆様に応援して頂くことができました。残念ながら地域の皆様には公開できませんでしたが、無事に運動会を実施することができましたことに改めて感謝申し上げます。加えて地域の皆様や保護者の皆様には、校庭の除草や後片付け等に御協力頂き、本当にありがとうございました。
 さて、「夢を感動へ 感動を未来へ」というスローガンのもと、42年ぶりに開かれた栃木国体も閉会式を迎えました。私もサッカーの競技役員として、参加する機会に恵まれました。アスリートのみなさんが夢に向かって突き進む姿が、本校の子どもたちの姿と重なり、感動しました。子どもたちの頑張りが、自信となって未来に繋がることを、そして、小来川小中学校の後輩たちに繋がることを願っています。
 

実りある2学期に

 長かった夏休みが終わり、学校には、子どもたちの明るい笑顔が戻ってきました。
 始業式では、子どもたちに、『あなたがくだらないと思っている今日は、昨日亡くなった人がなんとかして生きたかった、なんとしてでも生きたかった今日なんです。』という「ひすいこたろう」さんの言葉を紹介しました。二学期は運動会をはじめ、小学生は稲刈り、農園の収穫、スケート教室、中学生は職場体験学習や奥日光自然体験学習と思い出に残る行事がたくさんあります。まだまだ暑い日が続きますが、体調に気を付けながら、生きている今日一日一日を大切にして、何事にも一生懸命に取り組み、実りある学期にしてほしいと伝えました。
 さて、最近は、感染症防止に十分配慮しながらも、徐々に日常を取り戻していこうという社会的な流れとなっています。今年度の運動会も学校単独での実施となってしまいましたが、感染症防止の観点から制限を加えながら、小来川小中学校伝統の応援合戦や綱引き、玉入れなども復活させる予定です。前述の通り、子どもたちにとって二学期は、年間を通して最も充実した学期になることが期待されます。同時に、様々な行事を通して大きく成長してくれることを期待しています。
 全職員で協力し、子どもたちの健やかな学びを保障しながら、全ての子どもたちが安心して楽しく通える魅力的な学校にしていく所存です。
 今後とも、保護者や地域の皆様のご理解ご協力をよろしくお願いいたします。

「心と体を鍛え 有意義な夏休みを」

 早いもので、1学期も終わり、子どもたちの大好きな夏休みがやってきます。1学期は、小学生は5,6年生が鎌倉方面への修学旅行、3,4年生が板荷での宿泊学習。中学生は、全学年での東京方面への遠足とたくさんの行事をとおして、心も体も大きく成長しました。
 さて、栃木県を含む関東甲信地方は、平年より22日早く、梅雨明けとなりました。6月中の梅雨明けは、4年ぶりだそうです。ただこれほど暑くなりますと、熱中症等心配な面もあります。最近では、再び新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が増えています。学校では、基本的な感染防止対策を継続しながら、今できることを、子供たちと向き合って今後も取り組んでいきたいと思っています。また、熱中症対策として、こまめな水分補給と人と距離のとれる場所ではマスクを外すよう、子どもたちに指導しています。子供たちへの声掛けと共に、教職員もマスクを必要としない場面では率先して外し、子供たちと一緒に熱中症の予防に努めています。
 夏休み中は、日常の生活が学校中心から家庭中心となります。御家族で過ごす時間を大切にしていただき、子どもたちがのびのびと安全に過ごしながら心と体を鍛え、2学期には更に成長した姿で登校してくれることを楽しみにしています。保護者や地域の皆様には、引き続き本校の教育活動への御理解と御協力を賜りますよう、改めてお願い申し上げます。

「梅雨の時季には読書を」

 最近の子どもたちは、あまり本を読まなくなってきたと言われています。学年が上がるほど、その傾向が強くなるようです。そんな子どもたちが読書好きになるには、興味のわく本と出会うことが大切です。先日、業者さんが持ってきた沢山の本の中から図書室に置きたい本を選ぶ「巡回図書」がありました。教職員は子どもたちに読ませたい本を、中学生は読んでみたい本を選びました。楽しそうに本を選んでいる中学生の姿が、とても新鮮でした。また、読書をすることが多い子どもほど、コミュニケーションスキルや礼儀・マナースキルが高い傾向にあるそうです。そして、本を読むと集中力や忍耐力が養われることが最大のメリットだそうです。ぜひ御家庭で時間がある時には、図書館や書店に連れて行っていただき、子どもたちが興味や関心を持てる本に出会う機会を作っていただけたらと思います。その他、家族で一緒に読書をしたり、同じ本を読んで感想を共有する楽しみ方もおすすめです。
 6月は、梅雨の時季となり外遊びもできない日もあると思います。スマホやタブレットでゲームをしたりユーチューブを見たりする時間を少しでも減らし、読書の時間を増やしてみてはいかがでしょうか。そして、興味のある本を読むことから始めて、少しずつ読書をする習慣を身につけて欲しいと思います。

「心の通うあいさつを」

 新年度がスタートして1ヶ月が過ぎました。新入生もすっかり学校に慣れ、毎日子どもたちの明るく元気な声が響いています。小学校の登校班の班長さんは、リーダーとしての自覚が高まり、下級生に優しく声をかけながら登校しています。新年度を迎えて、とても頼もしく感じています。
 ところで、あいさつを漢字で書くと「挨拶」となります。「挨拶」について調べてみますと、「挨」は「自分の心を積極的に開いて近づく」という意味で、「拶」は「心を開いた状態で、人の心に迫る」という意味と捉えることができるそうです。遠くからでも大きな声で「おはようございます。」と元気にあいさつをしてくれる小学生。自転車や徒歩で登校してくる中学生たちも明るいあいさつで、たくさんの元気を私にくれます。地域の方々も立哨指導をしている私に、あいさつをしてくださいます。本校の一階廊下には、「あいさつ通り」という看板がありますが、小来川地区全体が「あいさつ通り」だなと感じています。毎朝、子どもたちの登校を見守りながら、私自身が清々しい気持ちにさせていただいています。
 あいさつとは、人と人とのコミュニケーションを図るために必要な基本的要素です。明るく元気な気持ちのよいあいさつを意識して、心の通うあいさつをしたいものです。

「新年度を迎えて」

 あたたかな日差しがふりそそぐ校庭に子供たちの元気な声が響き、令和四年度がスタートしました。日頃より地域の皆様、保護者の皆様には、本校の教育活動に深い御理解と御支援をいただき、心より感謝申し上げます。
 今年度は、入学式に小学一年生四名、中学一年生一名を迎え、全校児童生徒二十二名と教職員二十三名で令和四年度の教育活動をスタートできることを嬉しく思います。
 今年度、本校では目指す子ども像として、次
の三つを掲げ取り組んでいく所存です。・心身共に健康で、自ら問題を発見し解決 できる児童生徒(体)
・広い視野と見識を持ち、主体的に判断で きる児童生徒(知)
・多様な人々と協働できる児童生徒(徳) 我々教職員一同、子どもたちが早く新しい学年での学習や生活に慣れ、毎日の学校生活が充実し、安全で安心して過ごすことができる場となるよう努めて参ります。
 今年度も新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、保護者の皆様や地域の皆様にも様々な御協力をお願いすることがあると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
   
 学校教育目標「心身の健康を一に、学びを求め、礼節を舎す児童生徒」
 学校経営の基本理念
「一人一人の児童生徒の人格を尊重し、個性の伸長を図りながら、児童生徒自ら現在及び未来における自己実現を図っていくための自己指導能力の育成に努める。」

今年度の御支援、本当にありがとうございました。

 小来川振興会長様をはじめとする地域の皆様、PTA会長様をはじめとする保護者の皆様、1年間たいへんお世話になりました。小来川小中学校の教育活動を温かく見守っていただき、心より感謝申しあげます。
 さて、今年は本県で42年ぶりに国民体育大会が開かれます。日光市においても8年ぶりの冬季大会が開催されました。栃木県で同一年に本大会と冬季大会が開かれるのは初めてのことだそうです。本校の子どもたちも、参加される県の皆様の応援のぼり旗を作成するなど協力をしました。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大により、原則無観客で開かれることとなり、直接応援することはできませんでした。今年度も、本校におきましては行事等の削減や中止を余儀なくされました。子どもたちも楽しみにしていた地区大運動会が本校のみの開催となり、盆踊りや地区文化祭も中止となってしまいました。
 令和4年度は、今年度の変化を土台にして、様々な面での見直しを図りながら、よりよい「学びの保障」を維持できるよう努めたいと思います。子どもたちの健やかな成長のため、全職員、力を合わせてまいりますので、どうぞ変わらぬ御支援と御協力をお願い申し上げます。

本年もよろしくお願いいたします。

 令和4年がスタートし、約一ヶ月が過ぎようとしています。昨年は、様々な御支援と御協力を頂きまして、誠にありがとうございました。学校では、新学期早々の寒さにも負けず、子どもたちの笑顔と元気な歓声が戻ってきました。子どもたちの表情には、寒さに負けず3学期も頑張ろうという気持ちにあふれています。

 始業式では、「光陰矢のごとし」という言葉を紹介しました。3学期は、一番短い学期であり、大切なまとめの時期です。一日一日を大切に過ごすとともに、進級への準備をしてくださいと子どもたちに伝えました。

 学校におきましても、今年度の学習面・生活面のまとめをしっかりとしていきたいと思います。また、中学3年生にとっては進路を決める大切な時期となります。この3学期が4月から取り組んできた今年度のまとめとして、大きな成果が上がるように支援していきたいと思います。

 そして、今年も子どもたちにとって「楽しい」学校であり、保護者や地域の皆様に「信頼」される学校であるように、保護者・地域の皆様の御理解・御協力を頂きながら、教職員一同、力を合わせて努力していきたいと思います。本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。