和楽の園だより

イワナの授業

 8月27日(木)に国立研究開発法人水産研究・教育機構の宮本幸太様、鬼怒川漁協の方に来ていただいて、「日光市の魚がたくさんいる きれいな川のはなし」と題して授業を実施いたしました。
 
 昨年度も来ていただきましたが、今回は1~4年生にニッコウイワナの話をしていただきました。
 清滝小学校のすぐ近くを流れる大谷川にニッコウイワナがいることや、漁協の方々が川をきれいにしたり魚を増やしたりする活動をしてくださっていること、釣りをするときのルールなどいろいろなことを教えていただきました。
 イワナの模型を使った魚つりも体験しました。
   
 1回目は自由に魚を釣ったので、1人で30匹以上釣った子もいましたが、川からは魚が1匹もいなくなってしまいました。
 その後、つりのルールについてくわしく教えていただきました。
 ・15cmより小さなヤマメやイワナを釣ってはダメ。
 ・禁漁区では釣りをしてはダメ。
 ・釣りけんをかう。
 このルールに気を付けながら2回目の釣りを行いました。子供たちは、釣った魚の大きさを1匹ずつ測りながら釣りを行ったので、川にはたくさんのイワナが残りました。
       

 この授業を通して、川をきれいに保つことの大切さやルールを守ることで、魚がたくさんいるきれいな川になることを学ぶことができました。これをきっかけに、日光の川や魚、自然についてもっと関心を高めてほしいと思います。
 お忙しいところ授業をしてくださった宮本様、漁協様、ありがとうございました。 
 9月末には、年末年始に清滝小学校で孵化したニッコウイワナの放流を全児童で行う予定です。楽しみです。