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R5学校だより
創立記念日 全校集会
今日は、中宮祠小中学校の創立記念日です。小学校は121年、中学校は71年の歴史があります。
業間に全校集会が行われ、永年本校の児童生徒がお世話になっている小島喜美男さんにおいでいただき、お話をしていただきました。小島さんがお話ししてくださったのは、芥川龍之介の「杜子春」です。
主人公の杜子春のお父さんとお母さんが馬になってしまい、閻魔大王にむちで打たれてしまいます。そのとき杜子春に聞こえてきたのはお母さんの声でした。「決して声を出してはいけないよ。声を出してしまうと仙人になれなくなってしまうから。」杜子春は、ぐっとこらえます・・・。
小島さんの流ちょうな語り口に、子供たちも職員も、みんながお話の世界へ引き込まれてしまいました。
最後に、小島さんから「杜子春のように、人を思いやる気持ちや自分が信じるものを心の中に強くもち、それをどんどん育てていってください。」というお言葉をいただきました。
創立記念日の今日、人として大切なことをみんなで考えることができました。
生徒総会が行われました
中学生と小学4~6年生で生徒総会が行われました。
今年度の生徒会活動目標である「みんなが過ごしやすい学校をつくる」のために,活動計画の発表や,話合いをしました。
中学生は少ない人数で,スムーズな進行や話合いをリードするなど,それぞれの役割に責任をもって取り組みました。
また,小学4~6年生も生徒総会に参加し,積極的に意見を出したり,真剣に話を聴いたりしていました。
今回話し合ったことを今後の委員会でより詳しく検討し,「みんなが過ごしやすい学校つくる」方法を決定して,実践していきたいと思います。
5・6年生校外学習
5月26日(金)に、5・6年生は栃木県立博物館と栃木県防災館に行きました。
博物館では「甲殻類ワールド」という企画展が行われており、生き物好きな5・6年生は、終始興味津々な様子でした。普段、なかなか目にすることができない生き物をたくさん見ることができました。また、館内にあるレストランでおいしい食事をいただきました。
午後は防災館で強風、煙、地震の体験をさせていただきました。災害時の行動や防災への取り組みなど、自分の命を守るために大切なことを学びました。この学びを生かし、様々な場所で「もしも」について考え、自分や大切な人を守ってほしいと思います。
楽しく充実した活動ができた5・6年生!多くの学びも得られ、よい1日になりました。
小6年 租税教室
鹿沼税務署の平野様をお迎えして、6年生の租税教室が行われました。
町にある様々な施設について、税金を使って作られた施設かどうか話し合いながら授業が進みました。
児童からは施設によって、県や市が作ったのか、会社が作ったのかで税金の使われ方が違うのではないかなど、鋭い意見も飛び出すなど、有意義な話し合いが行われました。
まとめとして、わたしたちの生活は税金によって支えられていることを確認して授業が終了しました。
<児童の感想(一部抜粋)>
・税金は何のためにあるのかわからなかったので、詳しく話が聞けて良かったです。
・税金がないと生活が困難になってしまうことがわかりました。
探鳥会
5月10日(水)に小学校で探鳥会を行いました。朝からよい天気で、野鳥の素敵な鳴き声や元気な姿を確認することができました。姿を見つけると「あ!枝の先にとまっているよ!」とみんなに伝えたり、「あっちから声が聞こえるよ!」と耳を澄ましてみたりと、目と耳で一生懸命に野鳥を探していました。双眼鏡や図鑑もフル活用して、様々な野鳥を見ることができました。自然博物館の方からもたくさんのお話を聞きながら回ったので、とても充実した探鳥会になりました。
この豊かな自然がある中宮祠を誇りに、のびのびと成長していってほしいと思います。
中宮祠小中学校 目指す学校像
よさを生かし合う学校
中宮祠小中学校 目指す児童生徒像
分かる・できる児童・生徒
本校は、男体山を背にし、名勝、華厳の滝まで数分という日光国立公園の中にある小中併設校です。標高は1300Mです。
百名山に数えられる男体山や日光白根山をはじめとするふるさとの山々は、新緑、紅葉、さらには季節ごとに咲く花の色に染まり、冬は銀世界に包まれます。
白樺や樅の木、唐松などさまざまな木々が生い茂り、大自然に囲まれて佇んでいるのが、中宮祠小中学校です。