足尾中学校 Events&News

2020年11月の記事一覧

校長室より・・・(数学講座)

昨日お知らせをしました、「数学リモート講座」の報告です。

品川 明 先生(学習院女子大学教授)には、早い時間から本校にお越しいただき、準備から時中のサポートまで、全面的にお手伝いいただきました。お陰様で、日本を代表する数学者秋山 仁 先生(東京理科大学特任副学長)のZoomによる講座を実現することができました。

講座は、東京理科大学「数学体験館」からZoomを発信していただく中で、体験館にある様々な教材を使い、中学生にも興味が持てるよう丁寧にご教授いただきました。図形や計算公式などを具体的でわかりやすく説明していただいたので、難しい内容にも、生徒達はしっかり集中して目と耳を傾けていました。

私が、常から本校生にぜひ身につけていってほしいと願っている、根本から考える力・・・「これってそもそもどういうこと?」とか「こうなるのは何故?どうして?」を考えられる力を養うのに、大変有意義な機会をいただくことができました。

私から、「今日は、数学者である秋山先生、無脊椎動物研究者である品川先生と、それぞれの分野で日本を代表するお二人の先生方が、こうして協力して、君たち21名だけのために授業をしてくださいます。」と紹介して始まった講座は・・・アッとい間の1時間半でした。


 

以下、写真の合間に、生徒達の感想からいくつかを紹介をさせていただきます。

~数学はあんまり好きではないけれど、今日の講座はとても楽しかったです。一番最初に聞かれた問いのとき、僕は頭の中で全体を考えてしまいましたが、秋山先生が教えてくれたように、一つ一つ考えたら全体が少しわかりました。今後は、どんな問題でもそうやって考えていきたいと思います。


 

~みんなが思っているであろう「この公式はどうしてこうなるの?」という問いを、とても分かりやすく説明してくれました。~1個ずつ答えを出していけば、解けない問題も頑張れば解けるということを学びました。


 

~私は数学があまり好きな方ではありませんでしたが、今日の講座を聞いて、数学が好きになりました。~日常には、たくさん私たちの分からないことがあって、しかし、それにもちゃんとした理由があることを改めて気付きました。東京で、数学のおもしろさをもっと学んでみたいと思いました。


 

~今回の講座では、この公式がなぜそうなるのかなど、深いところまで考えることができました。これから先、数学でも、他のことに関しても、なぜこうなるのだろうと疑問をもって調べることが、一歩先へ進めることだと思いました。


 

~私は数学が苦手でしたが、視点を変えてみると、面白いものだなと思いました。十字架の一枚の紙から、いろいろな形ができることに興味がわいて、いざ作ってみると思い通りにならなかったけれど、その時間がとても楽しかったです。これからは、授業の中で難しい問題に出会ったら楽しみながらやろうと思います。


 

~身の周りには、意識はしていなくても、たくさん工夫されたものがあることを知りました。~たくさん新しい事を勉強する上で、先生が仰っていた、一つずつ分解して考えられるような柔らかい頭をつくれるよう頑張りたいです。


 

~今まで自分が思ってきたこととは見方の違う数学について知り、身の周りのちょっとしたことに目を向けることによって、自分とは違う考えも出てくることがわかりました。


 

~今までの自分は、「わからない」と思ったらすぐにあきらめていたので、これからは「わからないと思ってもすぐにあきらめず、じっくり一つ一つ考えながら最後まで頑張れる人になりたいです。


 

~僕は数学がにがてだったけど、秋山先生の授業を聞いて「もっと知ってみたい!」という気持ちになりました。メビウスの輪では、最初は絶対無理って思っていたけど、やってみて成功したので、とても楽しかったです。その他にも色々と難しいことがたくさんあったけれど、中学校生活で使える場面があると思うので、ぜひ使ってみたいです。

 
 
 

この他の生徒達もそれぞれに刺激を受け、前向きな感想を書いていました。

お世話になった秋山先生、品川先生、そして、裏方として秋山先生のお手伝いをしてくださっていた山口先生、皆様には心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

長室より・・・(Zoomによる講座)

おはようございます。

このところ、学校外部との打ち合わせや調整作業に追われることが多く、また少し間が開いてしまいました。

アクセス数を見ると、その間にも多くの方が閲覧してくださっています。
本校に興味を持って見守って下さっていることを知れるのは、校長として大変有り難いと思っております。

 

さて、今日は5・6時間目を使って「Zoomによるリモート講座(数学を考える)」を実施します。

講師として、東京理科大学特任副学長で、日本を代表する数学者のお一人でもある「秋山仁 先生」がお引き受けくださいました。


 

なお、機器(システム)関係と、全体のコーディネーター役として、これまでも本校に何度もお越しいただき、味覚、食育に関する有意義な講座をしていただいた「品川明 先生(学習院女子大学教授)」が、再度本校までお越しくださり、お手伝いをしてくださいます。本当にありがたいことです。

 

この企画をもって、私が2年間かけて、学校経営上の柱のひとつとして掲げてきた「右脳を鍛える」に関わる特別企画は最終となります。

たくさんの「その道における一流人」が発する人間力(オーラ)のようなものを、生徒達はシャワーのように浴びてこられたと思っております。

それは、見えないけれど、しかし大きな力となって、生徒達が、これから「自己を確立していく」上で、必ずや役に立ってくれると確信しています。

そして・・・ここからは、これまでの成果をどのように今後の学びにつなげていけるか・・・そこは、私達足尾中学校の教職員に課せられた使命だと思っています。

 

保護者の皆様を初め、地域の皆様には、これからも様々な面でご理解とご協力をお願いすることがあるかと思いますが、引き続きのご支援をお願いできれば幸いと存じます。

※ なお、終了後には「今後の学びにどのようにつなげていけるか」等々について、品川教授との話し合いもする予定です。詳細な報告は明日以降になってしまうと思いますこと、どうぞご了承ください。

校長室より・・・(話す、聞く、講座)

今日はN日課で、7時間目がありました。

その時間を使って、「スクールカウンセラー」の方に講師をお願いして、ちょっとした体験授業を実施しました。

 

全校生徒が4つのグループに分かれました。

各グループで、1人が「レゴブロックで作られた“ある形”」を言葉のみで1人の相手(聞き手)に伝えていきます。
 


 

 

相手(聞き手)は、それを頼りに、バラバラのパーツの中から、必要なものを選んで、その“ある形”を再現していくという体験です。
 


 

グループ内その他の人達は、「伝える側」と「聞く側」の2人のやりとりや、様子を黙って見ながら、気付いたことや感想(「もっとこんなふうにすればいいのに」といったようなこと)をメモに残していきます。


教員チームも・・・!

 

言葉は、お互いがルールを共有することで「伝達手段」としての意味を初めて果たしてくれます。

また、単語を組み合わせることで必要な情報を正確に伝えていくには、相手の立場に立って話したり、聞いたり、ということができないと、うまくいきません。
 


 

どのグループも、大変苦労していましたが、大切なことを学ぶ(体験する)良い機会になりました。

 

 

最後に「振り返り用紙」もしっかり記入できていましたので、「言語活動」としてもいい体験となりました。
 


校長室より・・・(授業を2つ)

ホームページ更新に少し間が開いてしまいましたが、まずは昨日の「1年生家庭科・・・調理自習」から。

 

鯖(サバ)の味噌煮を三枚におろすところから、と言っておいて申し訳ないのですが、諸々の仕事に追われているうち、見に行ったときはとっくに捌(さば)かれていました(「鯖」だけに?)
 

既に煮込む段階の一歩手前で、包丁は洗い作業に入っていて、残念でした。
 


 

なお、この日の給食の献立は、鯖の味勝焼でしたので、2・3年生も鯖を食べました。

もちろん、家庭科担当教師と栄養士で打ち合わせの結果ですが。

というわけで、栄養士も気になって「敵陣視察(「敵」ではないですね!)」
 

 

次に見に行ったときは、既に、ほとんど食べ終わった後。

ここでも「仕事に追われ~」で、残念でしたが、皆の満足そうな表情で、美味しい出来映えがわかりました。

 

 

次に・・・こちらは「校内研究授業」・・・3年生の道徳です。

今日の2時間目に実施しました。

  

課題は「社会から“いじめ”はなくせる(なくなる)と思うか?」

皆さんはどのようにお考えになるでしょうか。

 

まずは、自分の立ち位置を示します。

黒板の線で、左にいけばいくほど「なくせると思う」で、右は「なくならないと思う」です。

9名の生徒、それぞれの位置はこんな感じでした。

 

やや左よりが多いのがわかります。

 

その後、資料を読みましたが、ご覧のように、資料の中にしっかり入り込んでいることがよくわかります。

道徳で最初に大切なポイントは、その課題を“自分事”としてとらえられるか?

その点は見事にクリアーしていることがわかりますね。

さすが3年生です。

 

その後、発問①で「○○さんが、○○さんにとった行動をいまだに悔いているとありますが、どんなところを悔いているのか~」と投げかけました。

自分の考えを短い時間でまとめます。

  

こうしたことは、本校で重視している「言語活動」に直接つながっていきます。

 

次に、3人×3グループに分かれて、「なぜ“いじめ”がおきるのか」を話しあいました。
 


 


皆、一生懸命考えた結果を、グループの代表者が発表します。これも言語活動に絡みます。
 


 

 

「人間の弱さ・・・誰かを貶めることで、自分の立場を(相対的に)高めようとする・・・云々」といった意見が多くありました。


最後に、授業のはじめに示した「自分の立ち位置」を変えてもいい、と促すと、多くの生徒が「なくせる」から「なくならない」に移動しました。

 

そこから見えてくるものは何でしょう?

 

私は「課題意識が明らかになってきた証し」と捉えましたし、生徒達の発言の中からも、しっかり考えたことがよく見えました。

一方、「なくせる」を堅持した生徒からは、こうして「悪かった、という気持ちが持てる人が増えてくれば、少しずつなくせるのでは」という思いを語る生徒もいました。

これも、成長のチャンスにできるのでは、と、心強く聞いていました。

 
色々と厳しい時代ですが、原点に帰っての「モラル」を考えることの大切さを、改めて確認することができました。

 

再度・・・さすが3年生~♪

校長室より・・・(授業風景、その他)

これは先週撮った写真です。

8月から設定したままで、事ある毎に「条幅作品」の作成に使ってきた書道スペースを、とうとう片付けることになりました。

 

ただし、理由あって1セットのみ残しました。

何度も何度も使ってきた3年生の女子5名が、協力して撤去作業を行いました。

 

書き損じが積まれた山を崩して、一枚ずつ丁寧に重ねていく作業をしながら「こんなに書いたんだ~!」を追って確認していくことも、次に進むときの力になります。

自分達の足跡を見つめる目にも成長を感じる、(私にとっても)いいチャンスになりました。
 


 

皆、よく働きました・・・。

 

こちらは今日の授業から。

1年生は「日光みらい科」で「SDGs」に関する学習です。

本校ではすっかり定着しましたが、入学から卒業までの3年間を通して、徐々に深めていく「持続可能な社会に向けて」の学習です。

生活の在り方、環境のこと、文化文明のこと~等々、色々な角度から未来を考えることは、これからを生きる中学生にとっては、特に重要な課題のひとつです。
 
 

さて・・・1年生は、どんなスタートを切ることができたでしょうか。今後に期待しています。

 

 

2年生は社会科です。

「単元テスト?」あるいは「調べ学習?」でしょうか?

黙々と資料やノートに向かっていました。

 

 

3年生はマット運動をやっていました。

普通(例年)なら、この季節の足尾中体育館だと、かなり冷え込んでいてもおかしくないのですが、今日はポカポカ陽気で、体育の授業にも最適な環境でした。
 


 

 

「後転~開脚後転・・・伸膝後転~前方腕立て転回~」と、皆、果敢に挑んでいました。

「本格的な冬近し」の印象(景色や日照時間)は、確実に、そしてヒタヒタと近づいてきていますが、足尾中学校の生徒達は、今日も「伸びようとする力」にあふれています。