2019年2月の記事一覧
校長室より・・・(4年生の授業)
今日の3時間目・・・4年生の保健の授業です。
今回は、養護教諭の協力も得て、「思春期における心と体の変化」についての勉強をしました。
4年生は男子だけ11名のクラスです。そして、学級担任も男性。
ということで、「女子(女性)のことについては養護教諭に話してもらう」という形になりました。
(後半の10分程度です)
授業が始まり、教科書を開くよう促されると、男女の体が描かれたページを見て、皆、一応に恥ずかしそうにしながら、隣同士で顔を見合わせたり、下を向いたり、と、今日の課題に真っ直ぐ向き合うには、(この年頃なら当然ですが)やや抵抗を感じている様子がよくわかりました。
しかし、担任も熱心に説明をしながら授業を進めていくと、途中からは、全員が課題としっかり向き合っている様子が見られるようになり、私もホッとしました。
いわゆる「性に関する教育」につながっていくもので、指導の方法や内容についての様々な課題は、いつの時代も研究されてきました。
「これだ」という答えは、なかなかありませんが、前向きに取り組んでいく姿勢はとても大切だと思います。
私自身、もともと「中学校の体育教師」ですから、いわゆる専門分野です。こうして小学校の「思春期に関する授業」を参観するのは、大いに興味深いものでした。
中学校では、更に踏み込んで「第二次性徴」・・・「性に関する教育」・・・として学習することになります。
いずれにしろ、「生命」とか「生きること」とか、人間の根源に関わる重要な内容ですから、今後も機会を見つけて、私にできる助言などを実践していこおうと思いました。
校長室より・・・(芽吹きの時)
下の写真は、「除雪機(ガソリン車)」です。
昨年度は何度も登場しましたが、今年はまだ一度も出動していません。
子ども達には、少しもの足りない冬かもしれませんが、地域や保護者の方々など、大人にしてみると、雪掻きをしなくて済んだり、子ども達の登下校の心配も少なくて済んだりと、いくらかは楽な冬でしょうか。
しかし、年によっては3月の末でも大雪が降ったことが、これまでにも何度かありました。
まだまだ油断はできません。
そこで・・・除雪機も、時々はちゃんと点検しておく必要があります。何時、何が起きてもいいように・・・。
エンジンはどうやら快調でした。しっかり動いてくれたようです。
除雪機の話とは反対に、今日はずいぶん気温が上がりました。
そのため、昼休みには、たくさんの子ども達が校庭で遊ぶ姿が見られました。
昨年度の今頃は、確か、校庭の階段に積もった雪を利用して児童達は「ソリ遊び」をしていたと記憶していますが、今日の様子は全く別。暖かな陽気の中で、たくさんの子ども達が、小学生らしく元気に走り回る様子を見ていると、すっかり春を感じました。
自然界も、そして、子ども達にとっても、いよいよ生気あふれる芽吹きの時の到来でしょうか。
校長室より・・・(ガードレール設置)
登下校路の安全を確保する上で、長い間の懸案でもあり念願でもあった、明峰高校正門付近から市民病院近くにかけての国道沿いに、「ガードレール」が設置されました。
荒沢橋を過ぎたところの緩やかなカーブを抜けて直線に入ると、下り坂であることも相まって、一気にスピードを上げる車が少なくありません。
逆方向から見るとこんな感じです。
加えて、明峰高校正門付近で再びゆるやかなカーブになります。
一見すると、大したカーブではないように見えるのですが、やはり「下り坂」で、しかも全体に見通しがきくためか、ドラーバーの多くが、実際ほどには、その傾斜を感じないようで、スピードを落とす気配があまりありません。
逆方向から見るとこんな感じです。
と・・・様々な条件が重なることで、昨年などは、スリップによるものをはじめ、ひと冬で3件もの交通事故が起きています。
しかし、上久次良から登校してくる2つの班は、ここを通らざるを得ない状況が続いてきました。
そこで、昨年度から、様々な方面にご協力をお願いながら、ガードレール設置を申請してきました。
その甲斐あって、この度、ようやく設置が叶った次第です。
ガードレールがあることで、安心感がずいぶん違います。
学区内の自治会を始め、ご協力をいただきました関係の皆様には、この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。
校長室より・・・(授業参観デー)
昨日は「授業参観デー」でしたが、授業参観に前後して、様々な行事(企画)が実施されました。
まずは、PTAの係の方々が、午前中の早い時間から集まってくださり、ベルマークの仕分け・整理をしてくださいました。
学校としてのベルマーク集めは今回を区切りに終了となります。そんな最後の作業も、慣れた方々を中心に手際よく進めてくださったおかげで、大量のベルマークが見事に整理されました。
ご協力くださいました皆様、大変お世話になりました。
私は、「今日の児童の様子は?」と思い、保護者の皆様が御来校くださる前の授業をいくつか見て回りました。皆、一生懸命授業に向かっていました。
教室授業の様子も見て回ったのですが、このところ授業におじゃまする機会が多いので、今回はできるだけ授業の妨げにならないよう、写真撮影はしませんでした。ただ、活動的な授業を行っていた体育だけは撮らせてもらいました。
なお、教室前の廊下にも、保護者の皆様にも見ていただこうと、図工の作品がたくさん飾られていました。
さて、5時間目の授業参観の前の3・4時間目(変則日課)には、「ふれあい親子コンサート」と題して、家庭教育学級と共催の形でピアノコンサートを開催しました。
日頃から、こうした活動を様々な場所で行っている本校のPTA会長ご夫妻のご協力により実現しました。
クラシックからアニメ主題歌まで、バリエーションに富んだ曲の選択もさることながら、休憩も兼ねてリズム遊びを入れるなど、小学生にはピッタリのプログラムを考えていただいたおかげで、児童も皆飽きずに、アツという間に過ごすことができた、楽しい1時間でした。
準備(兼:リハーサル)の様子から写真を撮らせていただきました。
特に、時中の写真に音が写らないのが残念ですが、子ども達の楽しそうな雰囲気(空気)は感じていただけると思います。
6年生は、この機会を使って、親への感謝を伝える行事(授業)をやっていました。
卒業も・・・間近です。
3年生は音楽です。「ふれあい親子コンサート」の余韻が残る中、
保護者の皆様の前で、息の合った合唱と合奏を披露しました。
その他、どの教室でも、熱心に参観をしてくださっている保護者の皆様と、真剣に授業に取り組む児童の様子が見られました。
授業参観の後は、5・6年児童と全学年の保護者を対象に、「家庭生活の見直し」や「親としての子どもとの関わり方」などについて、上都賀教育事務所のふれあい学習課から講師の方をお招きし、1時間ほどの講座を開催しました。
申し訳ありません・・・写真がありませんが、たくさんの保護者の皆様にご参加いただき、実りのある講座になったと思います。
その後は、PTA専門部会、学級懇談会と、本当に盛りだくさんの内容でしたが、保護者の皆様には熱心にご協力いただきました。
御来校くださった保護者の皆様と、ご協力くださった関係の皆様に感謝申し上げます。
校長室より・・・(パンジーの植え)
昨日は、給食終了後に「パンジー植え」を行いました。
全校児童と職員が協力して、ポットで購入した大量のパンジーをプランターに植え替える作業です。
当初は、予算の範囲内ということで、100株程発注したのですが、事業所様のご厚意で・・・なんと、実際には約300株ものポットを納めていただきました。
まずは、事業所様に厚く御礼申し上げます。
さて、100を想定して計算していたため、初めは「3株/1プランター」を見積もっていいたのですが、結局は「7株~8株/1プランター」で作ることになりました。
見本を参考に、皆で協力して作業をする姿に、児童達の成長を感じました。
さすがに低学年には難しい部分もあったようですが、上級生がよく面倒を見ながら支援し、低学年の児童達も、低学年なりに達成感や満足感を味わうことができました。
更に素晴らしかったのは、寒さを避けて室内(理科室)で実施したため、土や水によって床がかなり汚れてしまったのを、子ども達が自ら動き、掃除をしている姿には大いに感心しました。
理科室から3階の保管スペースまで、2人組になってプランターを運びましたが、その途中で廊下にこぼれた(土混じりの)水を拭いたり、土を箒で掃いたりと、状況を広く見極めながら、互いに声をかけ合って作業する姿は「生きる力そのもの」だと感じました。
これから卒業式に向けて、きれいに咲き誇ってくれるよう、皆で世話をしていきます。
子ども達の気持ちを受けて、きっときれいに咲いてくれると思います。
私も作業に参加していたため、一番いい「作業の様子」を写真に残すことができませんでした。申し訳ありませんが、ある写真を通して、子ども達の素晴らしい活躍の様子をご推察ください。