安良沢小だより

2018年6月の記事一覧

校長室より・・・(七夕)

まもなく七夕です。

学校でも、子ども達の願いが天に届くよう、短冊を飾りました。

「○○が上手くなりますように・・・」とか

「○○の力がつきますように・・・」など、それぞれの願いを込めて、竹の枝に飾り付けました。

中には「世界の平和」を願うようなものもあって、一人一人の思いに触れられるいい機会になりました。


校長室より・・・(不審者対応避難訓練)

本当に残念なことですが、全国に目をやると、このところ凶悪で痛ましい事件・犯罪が続いています。

 

先日、警察の方々にご指導とご協力をいただき、不審者対応の避難訓練を実施しました。

 

小学校は、まだ自分で自分を守るのは難しい年齢の子ども達の集まりですから、緊急事態のときに我々が果たさなくてはならない役割は、多くの施設に比べてかなり大きいことは確かです。

 

そして、いざやってみると、思いの他「不測の事態」も出てきました。臨機応変の対応を迫られたことで、かえって意味のある訓練になりました。

・・・犯人を興奮させないことや、状況に合わせて避難経路を決めること、避難を促す放送の文言等、日頃から訓練しておくことの大切さを改めて認識させられました。

 






不審者が侵入してきたら、まずは過度な刺激を与えずに、話を聞きながら児童避難のための時間をかせぎます。
児童への放送でも、やはり犯人への刺激を避けるため、「避難」と言う言葉は使わず、「第○○回目の集会を~」というふうに工夫した表現を使います。







犯人は凶器類を持っていることが想定されるので、我々も色々な「物」を使って対応する必要があります。




110番通報から警察の方が駆けつけるまでの辛抱です。




最後に、様々な事案についてもご講話いただきました。

ご協力いただいた関係の皆様には、感謝申し上げます。

校長室より・・・(プール管理研修)

「プール管理は水質管理」と言っても過言ではないほど、そのために管理者がやることがたくさんあります。

塩素濃度や、濾過装置の運転など・・・。

また、異動によって学校が変わると、濾過装置の仕組みが違っていることもあり、その都度新たな研修が必要になります。

 

清掃時には多くの保護者の方々にもご協力いただき、環境の整ったプールが、あとは子ども達の歓声を待っています。




シャワーの温水器の確認です。






塩素濃度のチェックの仕方や、注水の方法を確認します。


濾過器の確認です。普段、機械室に入る機会などはほとんどありませんので、こうした研修が重要な工程になります。

校長室より・・・(心肺蘇生法・職員研修)

プールの清掃が無事完了し、いよいよ使用に向けた諸準備です。

まずは、いざというときのために、職員全員による「心肺蘇生法」の研修をしました。

例年行っていることですが、1年経てば、人の記憶や技術はうすれてしまうものなので、今年も皆真剣な態度で研修・訓練をしました。

 

心肺蘇生法で大切なのは、ズバリ「時間」です。重篤な案件では、蘇生率は秒単位で下がっていきます。

そのため、疑わしい場合でも、即開始の決断をしなくてはなりません。

同時に、119番通報をしたりAEDを持ってきてもらったりするなど、周囲の誰かに協力を依頼することなども重要な手順になります。

 

心肺蘇生法の実践では、人工呼吸で気道を確保したり、心臓マッサージで正しい位置を正しいやり方で圧迫したりと、知識と技術の両方が必要です。

 

もちろん、最も重要なことは、そうした事態が起きないよう、未然防止策を十分に施しておくことですが。

今年も、楽しいプール学習ができることを願っています。





倒れている人に呼びかけながら、意識や呼吸、心拍の確認まで行います。




必要と判断したときはもちろんですが、判断に迷ったときでも、すぐに心肺蘇生法を始める必要があります。

校長室より・・・三校合同研修会

日光中学校区にある本校は、お隣の清滝小学校も含め、3校合同による小中連携教育を推進しています。

大まかな内容は、持ち回りで「授業公開」をし、それをもとに「授業研究会」を行ったり、また、各校の授業参観デーには他の2校が参観に行ったりもしています。

更に、長期休業を利用して、合同で研修会を持つことも。

 

さて、今年度最初の実践は、本校が2年生の算数の授業を公開し、授業研究会を実施しました。

 

もちろん、改善すべき課題や反省点はありますが、児童は皆、目の前の問題に積極的に挑んでいました。

2年生とはいえ、自分なりの考えを元にして、様々な発想を表現してくる力に、驚かされる場面がたくさんありました。

参観いただいた日光中と清滝小の教職員の方々からも、学級担任と児童とがいい関係を結べている点について、特に高く評価していただきました。

真っ直ぐ手を挙げる姿は、気持ちがいいものです。 






たくさんの大人に囲まれていても、臆することなく問題に向かう姿が、何とも頼もしく感じられました。


担任は、まだ教師になって2年目ですが、児童達と一生懸命関わり、向き合い、教師としての力量を伸ばすべく、日々奮闘しています。


所詮、人間がやることです。何事も100%完璧とはいきません。課題があることは確かですが、今ある強みは強みとして、今後に生かしていければと思っています。

 

最後はもちろん!・・・「児童達のよりよい成長のために」を合言葉に。