安良沢小だより

2018年3月の記事一覧

校長室より・・・いよいよ卒業式

今日は、私の個人的な感傷ですが・・・ご容赦ください。


いよいよ卒業式です。



6年生と過ごした時間はわずか一年でしたが、中身の濃い一年でした。

年度の後半は、書写の授業全てに関わることができ、学級担任にお願いしながら、

道徳の授業も何度かやらせてもらうことができました。

その都度、何を伝えてもどんどん身につけていく吸収力の高さに、

教える側の私がしばしば励まされてきました。


「乏しい自分自身をもって、他に教えることは難しいが、人間は他に教え、

その人が信念を確立してくれることが、私の信念を確立せしめる所以(ゆえん)なのだ」


私の「人生の師」ともいうべき方の言葉です。


30年前、私も「他に教える立場」となり、教壇に立てることの喜びや責任を痛感しながら、

何とかここまで歩んできました。

今年、私が6年生に伝えたかったことの中から、彼らが信念を確立するための「種」を手にしてくれたとしたならば、

それは教師冥利に尽きるのですが、どうだったのでしょうか?




いずれにしろ、卒業生一人一人に色々な思いを感じつつ・・・校長として、そんな卒業式を迎えられたことに感謝しています。


これまで、様々な場面で6年生にご支援や応援をいただいた、地域、保護者の皆様、この場にても感謝申し上げます。


ありがとうございました。



下級生達が協力して、立派な式場が完成しました。

今日はきっといい日になります。


校長室より・・・6年生を送る会

卒業式が近づいています。

1年間、立派に安良沢小学校を引っ張ってくれた9名の6年生も、いよいよ巣立ち。

そんな6年生への感謝の気持ちを込めて、下級生達が「送る会」を企画しました。


異学年がチームを組んでの楽しいゲーム。体育館を元気に駆け回りました。


その後は、全員で給食。

ここでも、学年を越えて班毎に楽しい時間を過ごしました。















今回、驚くほどの活躍を見せてくれたのは、さすがの5年生でした。

たった4名、全員が女子という限られた環境の中で、お互いに協力しながら、

テキパキと動く姿に、まもなくすると最上級生となる自覚が、ヒシヒシと感じられる素晴らしい会になりました。




校長室より・・・そろばん教室

地元で「そろばん塾」をやっていらっしゃる方のご厚意で、「そろばん教室(3年生)」を実施しました。

講師の先生は、毎年ボランティアで来てくださっていて、2単位時間という限られた時間の中で、

熱心にご指導いただいています。ありがとうございます。

(次回「3月8日」は4年生です)


「そろばん」と聞くと、加減乗除だけしかできないと(少なくとも私は)思っていましたが、

単位を越えての体積の計算や、最小公倍数や最大公約数といったことまでできると聞いて、

大変驚き、日本人の文化の深さに改めて感心させられました


私が小学生だった頃と比べると、「そろばん」に接する機会そのものが少なくなってしまった感があります。

そんな中で、こうして「日本独特の知恵」に接する機会が持てることは、ありがたいことです。


子ども達も、前のめりになりながら、興味を持って学習していました。






もう一つ驚いたことは、そろばん塾でも、小学校と協力しながら

「主体的・対話的で深い学び」

を研究しているところがあとのこと。


教育の可能性拡大にも、道はまだまだありそうです



校長室より・・・安全ボランティアの方々に感謝する会

登下校の安全確保のため、日頃からお世話になっている「安全ボランティア」の方々に、

子ども達が、直接感謝の気持ちを伝えるために、毎年行っている行事です。


中にはご高齢の方もいらっしゃいますが、子ども達との触れ合いを楽しみに、

毎日歩いてくださっている方も多く、本当にありがたいことです。


まずは、いつも見守ってくださっている登下校班毎に、児童とボランティアの方々が一緒に給食をいただきました。

その後、プレイスペースで感謝の会を行いました。


学校にとって最優先すべき「安全・安心」は、様々な場面で、こうして多くの方々に支えられています。

めて感謝申し上げす。













校長室より・・・(New Assistant Language Teacher coming.)

前任のALTがお家の都合で帰国してしまったのに変わり、新しいALTの先生が来てくれました。

アメリカ、カリフォルニア、サンフランシスコ出身です。

両親ともに芸術家、本人もギターを片手に、歌いながら全米を回っていた経験があるそうです。

さすが「表現者」だけあって、初対面の子ども達を相手にしても、とってもフレンドリー!

学校で働くのは初めてだそうで、校長室では何度も

「緊張している」

と言っていましたが、蓋を開けてみれば心配ご無用。

授業の中にどんどん入り込んでいました。

スタートダッシュは良好・・・あとは「気負い過ぎて疲れないように」と願っての初日です。

 

  

  
   
  

      

  
 

    
 
  


写真を見れば一目で分かる通り、ジェスチャーを交え、子どもの目線もちゃんと理解しながら、熱心に取り組んでいます。


「サンフランシスコでは、大家族だったので、たくさんの小さな子ども達の面倒を見てきた」とも。


南棟(英語の授業をやっている教室)からの景色を目にしたとたん「とってもプリティー!」を連呼していました。


とりあえず今年度の臨時ということで、たった2回の来校ですが、少しでも馴染んでくれると嬉しいですね。