安良沢小だより

2017年11月の記事一覧

校長室より・・・邦楽スクールコンサート

三曲協会から5名の先生方をお招きして、5・6年生対象に邦楽スクールコンサートが開催されました。


  

    



まずは先生方の演奏を聴かせていただき、その後、3グループに分かれて「琴」「三味線」「尺八」と、それぞれローテーションで全員が体験させていただきました。 

 
    

  

  

熱心にご指導いただき、最後は、全員で「さくら」の最初の部分を合奏するところまでたどり着きました。


普段は接する機会の少ない「邦楽」に、こうして触れる機会があったことは、日本人として大変貴重な体験になりました。

同時に、合奏の楽しさも味わうことができ、子ども達も満足そうな表情を見せていました。特に、尺八は音を出すこと自体がなかなか難しいのに、今回の本校の児童は、多くがしっかり音を出せていた、と

の評価もいただきました。



      


最後の「御礼の言葉」までしっかりできました。


最後の最後に・・・本校の職員(臨時指導助手)が、「琴」の師範の有資格者だということを知って、大変驚きました。

児童達への指導も、専門家の一人として熱心に関わってくれました。



校長室より・・・交通指導員紹介!

安良沢小学校の登校班は、大きく分けて3つの方向から来ています。
そのうちの1つ(2班)が通る花石町交差点で、雨の日も風の日も、子ども達の安全を見守ってくださっているのが、交通指導員の目崎さんです。

先日、朝の交通指導に行った際、目崎さんご本人から伺ったことです。

それは、「今年もおわりました・・・」から始まりました。
毎年この季節、約1ヶ月もかけて、ご自宅のイルミネーションの飾り付けをなさるのだそうです。
「校長先生も、ぜひ見にきて~。」
とお誘いいただいたので、暗くなるのを見計らって寄らせていただきました。

あとは、下の写真を見ていただければ一目瞭然・・・ご覧の通りの迫力です。

新聞で紹介されたこともあるそうで、ホームページ等への掲載も快諾してくださいました。安良沢小学校に関係のある多くの方々に、ぜひ知っていただければ、と思ったので・・・。



    
人は、面と向かってお話をさせていただかないと、知らない(分からない)面をたくさん持っています。 私が数日に一度、この交差点(登校指導)でお話をさせていただくようになって、間もなく8ヶ月。ご本人の口からこうして伺うまでは全く知りませんでした。

寒さが厳しくなる中、完成した様を想像しながら一心に飾り付けをしている、そんなご本人の姿は何とも素敵ではありませんか。

安良沢小学校が、他にも多くの地域の方々や保護者の方々の支えによって達成できていることは、言葉では言い尽くせないほどたくさんあります。

楽しそうに、そして誇らしげにお話くださる目崎さんの様子を通して、それぞれの方々と私たち学校職員が、少しでも理解し合っていくことで、お互いの生活が豊かになり、ひいては、児童の健全で豊かな成長にも寄与してくれるに違いないと、今回改めて考えさせられました。


   


校長室より・・・なかよし児童集会

今日は、6年生が中心になって企画した「なかよし児童集会」が開催されました。
業間から始めて、3時間目までを使っての行事です。

内容は、校舎全体を使っての「ウォークラリー」です。
「1年生~4・5年生で組まれた縦割り班」で各教室に行くと、6年生が待っていて、クイズやゲームを誘導してくれます。

内容は「6年生が自分達で考えた」とのことですが、これがなかなかユニークで、かつバリエーションにも富んでいました。
下級生は、飽きることなく、いつの間にか協力して回っていくことになりました。


志願者3名の合図でスタートです。
  

  

  

各部屋には色々なゲームやクイズがあって、ちょっとしたアトラクションみたいでした。

  

  

  

もう一つ感心させられたのは、4・5年生のリーダーシップです。
6年生は縦割り班には入っていないので、班の移動や各箇所での挨拶などを仕切るのは、4・5年生の役割です。

5年生は、あと半年足らずで最上級生です。今は、その心構えを整える時期。
一方の4年生も、5年生が4人の女子だけということも踏まえると、来年度の役割は小さくありません。
最近の学校生活は、そんなことを常に考えながらの毎日ですが、今日の様子を見ていると、下級生の様子をしっかり見ながら、ちゃんとリードしている姿が頼もしく映りました。

  

もう、それぞれの心の中では、次のステップに向け、既に助走が始まっているようです。
実のある・・・そして楽しい行事になりました。

校長室より・・・持久走記録会

11月15日(水)
多くの保護者や地域の方々に、応援やお手伝のたまに来ていただいた中、今年も持久走記録会が開催されました。
児童達は、この日に備えて、時間走や試走といった練習を積んできました。
その成果を、多くの方達の前で発揮する日になりました。



幸い、この時季としては気温も高く、風も弱い絶好のコンディションに恵まれ、子ども達は元気いっぱい校庭に揃いました。
「速さはもちろん大切ですが、速さだけが大切なら、道端に転がっている自転車の方が人よりも価値があることになってしまいます・・・持久走は、君たちが苦しみに耐えながら、心の底から一生懸命走ることにこそ価値があります・・・先ずは自分との闘いですね。」
と、そんなようなことを、小学生にもできるだけ伝わるよう、言葉を選びながら話しました。
「難しいかなぁ~?」と思いながら話していましたが、そんな心配にも、思いの他皆が真剣な表情でこちらを見ていてくれていたのが嬉しい開会式になりました。

  

まずは準備運動です。
全力で走るためには関節を温め、心肺にも適度な刺激を与え・・・そんなふうにして少しずつテンションを上げていきます。
せっかくの記録会で、ケガ人や病人が出てしまったのでは本末転倒ですので、ここは万全を期して取り組みます。



走る前には、軽くジョギングもして・・・。

  

いよいよスタートとなれば、この真剣な様子が、その意気込みを全て物語ってくれていますね。気合い十分でピストルの音を待ちます。

  



真剣に走る姿は、見ている人の心も動かします。
私の胸にも、見ているだけで熱いものがこみ上げてきました。
それは、走る人(児童達)が、心の底から真剣に走っているからに違いありません。
皆、教室の中にいる時とはまた少し違った、素晴らしい表情を見せてくれました。



御協力や精一杯の声援を送ってくださった皆様にも、感謝いたします。

校長室より・・・THE「書写」

2学期に入ってからチャンスがあり、現在、3年生~6年生の書写の授業を手伝わせてもらっています。




まずは「横画」から入り「縦画」、やがて「はらい」や「はね」まで。

書き始めの「起筆」から「運筆」、そして最後の「終始」へと、筆使いにはそれぞれ意味があります。なぜ、そう「入れる」のか、「運ぶ」のか、そして「仕舞う」のか。 また、楷書には楷書の、行書には行書の、草書には草書の筆の動きがあり・・・


そんな風に説明しながら実際に私が書いているところを見せてあげると、自分達が書く「楷書」は、いかに丁寧な筆運びが大切かを感覚として学んでくれます。

やがて、真剣に紙に向かう姿に始まり、ちょっとしたヒントで驚くほど「生きた線」を生み出す子や、何度もあきらめずにチャレンジする子など、その都度ハッとさせられる瞬間があります。見事な作品に出会うことも度々・・・子どもの可能性は無限大です。

書写の授業を通して、私も多くの“喜び”を得ていると感じられる瞬間が、楽しみな毎日です。


昭和の三筆と言われた偉大な書家の一人、手島右卿(てしま ゆうけい)氏は、生前、「書は、切ったら血の出るような線でなくては・・・」と表現されていました。

さすがにその意味は難しいとしても、筆使いの妙など、こちらが伝える努力さえ惜しまなければ、本物の持つ力は感じてくれる。 

小学生の真新な感性に触れ、改めてそんな風に感じています。