安良沢小だより

校長室より・・・持久走記録会

11月15日(水)
多くの保護者や地域の方々に、応援やお手伝のたまに来ていただいた中、今年も持久走記録会が開催されました。
児童達は、この日に備えて、時間走や試走といった練習を積んできました。
その成果を、多くの方達の前で発揮する日になりました。



幸い、この時季としては気温も高く、風も弱い絶好のコンディションに恵まれ、子ども達は元気いっぱい校庭に揃いました。
「速さはもちろん大切ですが、速さだけが大切なら、道端に転がっている自転車の方が人よりも価値があることになってしまいます・・・持久走は、君たちが苦しみに耐えながら、心の底から一生懸命走ることにこそ価値があります・・・先ずは自分との闘いですね。」
と、そんなようなことを、小学生にもできるだけ伝わるよう、言葉を選びながら話しました。
「難しいかなぁ~?」と思いながら話していましたが、そんな心配にも、思いの他皆が真剣な表情でこちらを見ていてくれていたのが嬉しい開会式になりました。

  

まずは準備運動です。
全力で走るためには関節を温め、心肺にも適度な刺激を与え・・・そんなふうにして少しずつテンションを上げていきます。
せっかくの記録会で、ケガ人や病人が出てしまったのでは本末転倒ですので、ここは万全を期して取り組みます。



走る前には、軽くジョギングもして・・・。

  

いよいよスタートとなれば、この真剣な様子が、その意気込みを全て物語ってくれていますね。気合い十分でピストルの音を待ちます。

  



真剣に走る姿は、見ている人の心も動かします。
私の胸にも、見ているだけで熱いものがこみ上げてきました。
それは、走る人(児童達)が、心の底から真剣に走っているからに違いありません。
皆、教室の中にいる時とはまた少し違った、素晴らしい表情を見せてくれました。



御協力や精一杯の声援を送ってくださった皆様にも、感謝いたします。