安良沢小だより
校長室より・・・三校交流学習
記事が前後してしまい申し訳ありません。
今回は、1月22日(月)に行われた「三校交流学習」についてです。
安良沢小学校の児童数は47名。
最も少ない学年は4名です。
規模の大きな学校と比べると、小規模校であるが故のメリットもたくさんありますが、限られた人間関係の中で生活をすることによる課題があるのも確かです。
そうした課題を少しでも克服するために、同じ課題を持ついくつかの小規模校と、日頃から「テレビ授業」による交流をさせていただいています。
(以前、このホームページでも授業の様子を紹介させていただきました)
交流学習は、そうした学校同士が「実際に集まって授業をしましょう」という企画です。
今回は鹿沼市立久我小学校様にお世話になりました。
更に、小来川小学校の児童も加わり、普段は経験できない楽しい授業体験となりました。
テレビで交流があるとはいえ、実際に顔を合わせての学習はさすがに緊張するものです。
・・・まずは「アイスブレイキング」・・・凍った心を解かします!
始めに、「やりかた」や「注意点」を教えていただきます。
そしてスタート。
その後はいくつかの学年に分かれて、それぞれに交流学習をさせていただきました。
また、地域のボランティアの方々がお手伝いにきてくださり、絵手紙作りや、理科実験、タグラグビー等、工夫
をこらした授業を展開してくださいました。
その後はいくつかの学年に分かれて、それぞれに交流学習をさせていただきました。
また、地域のボランティアの方々がお手伝いにきてくださり、絵手紙作りや、理科実験、タグラグビー等、工夫
をこらした授業を展開してくださいました。
温かい「おもてなし」に、感謝感激のお昼でした。
食べ物を前にすると、人は誰でも素直になります。
食後は「歯磨き」のご指導までいただきました。
3学期のお忙しい中、心を尽くし、工夫をこらし、たくさんの労力を駆使してご準備いただいた久我小学校職員の皆様、笑顔でお迎えくださった保護者やボランティアの皆様、本当にありがとうございました。
お陰様で、安良沢小学校の児童達も、日頃の学校生活ではできない貴重な体験をさせていただくことができました。
3年社会 昔の道具
「あ、知ってる。炭だ。バーベキューで使ったことある。」
木炭については、バーベキューなどで使っているのを見ているのですぐに分かったようでした。
もう一つの道具は「七輪」。さすがに名前まで知っている子は1人もいませんでした。
どちらの名前も確認し、さっそく、お待ちかねの体験学習です。
木炭は簡単に火がつかないことを知り、どうやって着火させるのか教えてもらいました。さっそく、準備です。
七輪に入れて
火をつけます。。。。。。
が、これがなかなかつきません。
ですよねー。
マッチなんて、さすがに使いませんから。
悪戦苦闘のすえ、ようやく新聞紙に火をつけることができました。
そこでおわりではありません。
なんとかして炭に火をつけなければ。
みんなで、
「あおげあおげ。」
「あおぐぞ、あおぐぞ。」
昔の人は、こんなに苦労していたのですね。
火がついた七輪では、お待ちかねの焼き物タイム。
いいにおいが校舎の中までいっぱいでした。
校長室より・・・積雪対応への御礼
昨日(2月23日)は、児童が徒歩で登校するには、いかにも困難なレベルの積雪量となってしまいました。
私も、まずは学校駐車場を応急処置程度に除雪し、「できるところまで」と思って除雪用具を手に通学路へ出てみれば、既に多くの地域の方が歩道の除雪を始めてくださっていました。
自分が安良沢小学校の者であること、まもなく児童が登校してくること、故に、歩道の除雪が大変ありがたいこと等々をお伝えすると、皆さんが、「では、もう少し」といって更に先まで除雪してくださいました。
そうした地域の方々、また、各ご家庭と連絡を取り合いながらご協力くださったスクールガードや交通指導員の方々等、皆様が本校に向けてくださる温かいお心やご支援に、まずは、急ぎこの場にてお礼申し上げます。
お陰様で、無事、通常通りに始業をすることができました。
本当にありがとうございました。
校長室より・・・職員研修。
今日は、校内職員研修について紹介します。
職員室でのこうした活動は、保護者や地域の方々に見ていただく機会があまりありませんが、学校
職員にとっては重要な活動の一部です。
また、児童の安全・安心を確保するためには、学校とご家庭、学校と地域の相互理解に基づく協力は必要不可欠です。そのための一助とらるように、という目的での実施です。
今回の研修は、冬休み中に実施しました。
嘔吐物処理と、アレルギー対応(エピペン使用の判断と実践)についてです。
養護教諭が用意した資料で、まずは基本知識・技能を再確認しました。
紙資料とパワーポイントを交互に見ながら、ところどころで質問をしたり、意見交換をしたりすることで、内容の深化を図りながら進めます。
その後、理解した内容をもとに実践研修に・・・。
嘔吐の原因が分からないうちは、嘔吐物の中に「ノロウィルス」等が混じっていることを前提に処理をしなくてはなりません。
まずは、その場から児童を遠ざけること・・・そして、適切に処理することです。
嘔吐物からの飛沫感染による二次感染は全国的に報告されていて、やっかいなのは「アルコール消毒が効かない」ということです。
そのため、処理をする際には、触れたものや着ていたものにまで神経を使わなくてはなりません。
手袋を二重にしたり、裏返してから廃棄したりと、細かい配慮が必要です。
続いて、アレルギー体質からくる「アナフィラキシーショック」への対応です。
ここでは、緊急対応として使う「エピペン」の使用法を確認しました。
「アナフィラキシーショック」への対応は、秒単位に関わる時間との勝負です。
一瞬の判断が求められるので、その場に居合わせた職員が、自身の判断で行うことが要求されます・・・誤った判断で処方しても副作用等の心配はないので「疑わしきときには処方」が原則です。
幸い、本校では、医師からエピペンを処方されているような重篤な食物アレルギーを持った児童は、現時点では在籍していませんが、いずれにしても今の学校現場では避けて通れない重要なことです。
やはり、全員で意見を出し合ったりしながら、実のある研修を実施することができました。
学校では、この他にも「心肺蘇生術」や「AED」の使用」といった、救急救命に関する内容を毎年のように実施しています。どんなに熱心に研修しても、時間とともに細かいところが抜けてしまうためです。安全・安心への対応は、全てに優先すべき内容です。
校長室より・・・スケート教室
スケート教室(日光霧降スケートリンク)が開催されました。
まずは、リンクの入口・・・挨拶や注意事項伝達に続き、準備体操も済ませて会場に入ります。
ボランティア・ティーチャーの方数名にもお手伝いをただき、それぞれの技術程度に合わせて分けられたグ
ループ毎に練習をします。
中には、ほとんど経験のない児童もいますが、丁寧なご指導のおかげと、何度も転ぶ経験を積み重ねるこ
となどで、見る間に上達していきます。そこはさすがに小学生・・・若さ故の特権です。
先生の中には、国体出場経験を持つスペシャリストもいたりして、華麗な滑りで子ども達をリードしてくれる
場面が何度もありました。
(スケート経験皆無の校長は、ただただ見守るばかりでしたが・・・)
日光市内の学校だけあって、児童の中にも、アイスホッケーチームに所属する強者が何名もいます。さす
がにその滑りは別格で、クルクルと方向変換したり一気に加速したりする様子は、教室の中とは全く違う一
面でもありました。
上級者はタイムトライアルに挑戦する場面も!
更に、「リレー」をやったり、つながって滑ったり(?)と、自由自在です。
そしてこんな場面も・・・小学生ならではの光景でしょうか?
微笑ましい光景に、心も体も温まる瞬間が、この写真の他にも何度かありました。
スケートは日光市の大きな文化の一つです。
こうした活動を通して、ぜひともその伝統を残していきたい・・・と話している職員もいました。
児童達も、気持ちのいい達成感を味わうことができました。
靴紐結びも含め、何名かの保護者の方々にもお手伝いいただきました。
ご協力に感謝いたします。